カテゴリ: Kotlin 更新日: 2025/08/22

Kotlinのマップ(Map)の基本!キーと値の管理をわかりやすく解説

Kotlinのマップ(Map)の基本!キーと値の管理をわかりやすく解説
Kotlinのマップ(Map)の基本!キーと値の管理をわかりやすく解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Kotlinで、名前と電話番号みたいに、ペアでデータを管理したいときってどうすればいいんですか?」

先生

「そんなときは、Kotlinの『マップ(Map)』を使います。キーと値をセットで保存できる便利な仕組みです。」

生徒

「キーと値ってなんですか?どういう風に使うんですか?」

先生

「では、KotlinのMapの基本的な使い方から、初心者にもわかるように丁寧に説明していきましょう!」

1. KotlinのMap(マップ)とは?

1. KotlinのMap(マップ)とは?
1. KotlinのMap(マップ)とは?

KotlinのMap(マップ)は、「キー(key)」と「値(value)」をセットで管理するコレクションの一種です。たとえば、名前と電話番号都道府県と県庁所在地のように、1対1の関係を保存するのに使います。

イメージとしては、住所録辞書のようなものです。キーワード(キー)を入力すれば、それに対応する情報(値)がすぐに取り出せます。

2. Mapの作り方と基本構文

2. Mapの作り方と基本構文
2. Mapの作り方と基本構文

MapはmapOf()という関数で作成できます。基本の書き方は以下のとおりです。


fun main() {
    val phoneBook = mapOf("たろう" to "090-1234-5678", "はなこ" to "080-8765-4321")
    println(phoneBook)
}

{たろう=090-1234-5678, はなこ=080-8765-4321}

"たろう" to "090-1234-5678" のように、「キー to 値」という書き方でペアを作ります。

このMapは不変(あとから変更できない)です。

3. 値を取り出すには?

3. 値を取り出すには?
3. 値を取り出すには?

Mapに登録した情報から、特定のキーに対応する値を取り出すには、以下のようにします。


fun main() {
    val phoneBook = mapOf("たろう" to "090-1234-5678", "はなこ" to "080-8765-4321")
    val taroPhone = phoneBook["たろう"]
    println("たろうの電話番号:$taroPhone")
}

たろうの電話番号:090-1234-5678

[](角かっこ)でキーを指定するだけで、対応する値が取り出せます。

4. Mapのループ処理で全体を表示

4. Mapのループ処理で全体を表示
4. Mapのループ処理で全体を表示

Mapの中身をすべて表示したいときは、for文entriesを使ってループ処理を行います。


fun main() {
    val capitals = mapOf("東京" to "東京都", "大阪" to "大阪府", "名古屋" to "愛知県")

    for ((city, prefecture) in capitals) {
        println("$city の県庁所在地は $prefecture です")
    }
}

東京 の県庁所在地は 東京都 です
大阪 の県庁所在地は 大阪府 です
名古屋 の県庁所在地は 愛知県 です

(キー, 値)の形で取り出せるので、とても読みやすく書けます。

5. MutableMapで追加・変更・削除する

5. MutableMapで追加・変更・削除する
5. MutableMapで追加・変更・削除する

Mapをあとから変更したい場合は、mutableMapOf()を使って可変のMap(MutableMap)を作ります。

追加・更新


fun main() {
    val ages = mutableMapOf("たろう" to 20)
    ages["はなこ"] = 22
    ages["たろう"] = 21 // 上書き
    println(ages)
}

{たろう=21, はなこ=22}

削除


ages.remove("たろう")
println(ages)

{はなこ=22}

キーを指定するだけで簡単に追加・変更・削除ができます。

6. Mapの活用例:教科と点数の管理

6. Mapの活用例:教科と点数の管理
6. Mapの活用例:教科と点数の管理

たとえば、科目と点数のような関係もMapで表せます。以下は、生徒のテスト結果をMapで管理して表示する例です。


fun main() {
    val scores = mutableMapOf("国語" to 80, "数学" to 90, "英語" to 70)
    scores["理科"] = 85

    println("テスト結果一覧:")
    for ((subject, score) in scores) {
        println("$subject:$score 点")
    }
}

テスト結果一覧:
国語:80 点
数学:90 点
英語:70 点
理科:85 点

このように、1つのキーに1つの値をセットすることで、いろんな場面に活用できます。

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