カテゴリ: Kotlin 更新日: 2025/11/05

KotlinでAndroidアプリ開発を始める!基本環境構築からHello Worldまで

KotlinでAndroidアプリ開発を始める!基本環境構築からHello Worldまで
KotlinでAndroidアプリ開発を始める!基本環境構築からHello Worldまで

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「スマホアプリって自分で作れるんですか?全くの初心者でもできますか?」

先生

「もちろんです!最近では、Kotlinというプログラミング言語を使えば、Androidアプリ開発を簡単に始めることができますよ。」

生徒

「Kotlinって初めて聞きました……何から始めればいいんですか?」

先生

「まずは、開発に必要なソフトをパソコンにインストールして、Hello World(こんにちは世界)という最初のアプリを作ってみましょう!」

1. Kotlinとは?Androidアプリに使われる言語

1. Kotlinとは?Androidアプリに使われる言語
1. Kotlinとは?Androidアプリに使われる言語

Kotlin(ことりん)は、Googleが公式にサポートしているAndroidアプリ開発向けのプログラミング言語です。
わかりやすく言えば、スマホアプリを作るための「道具」のようなものです。昔はJavaが主流でしたが、今ではKotlinが推奨されています。

読みやすく、書きやすく、エラーも少なく済むため、初心者にも優しい言語といえます。

2. Androidアプリ開発に必要な環境とは?

2. Androidアプリ開発に必要な環境とは?
2. Androidアプリ開発に必要な環境とは?

Androidアプリを作るには、パソコンに専用のソフトをインストールする必要があります。ここで使うのがAndroid Studio(アンドロイドスタジオ)です。

これは、Kotlinのコードを書いたり、スマホアプリを試したりできる無料の開発ツールです。

  • Googleが公式に提供している
  • Kotlinでアプリを作るのに最適
  • 画面で操作できるので初心者にも扱いやすい

3. Android Studioのインストール方法

3. Android Studioのインストール方法
3. Android Studioのインストール方法

以下の手順でAndroid Studioをパソコンにインストールしましょう。

  1. インターネットで「Android Studio」と検索
  2. 公式サイトからインストーラーをダウンロード
  3. パソコンにインストール(画面の指示通りに進めるだけ)

初心者でも難しくありません。途中で「Kotlin対応プロジェクトを作成するか」などの質問がありますが、「はい」のままで進んで大丈夫です。

4. 新しいプロジェクトを作ってみよう

4. 新しいプロジェクトを作ってみよう
4. 新しいプロジェクトを作ってみよう

Android Studioを開いたら、以下の手順で新しいプロジェクト(アプリの土台)を作っていきましょう。

  1. 「New Project(新しいプロジェクト)」をクリック
  2. 「Empty Activity」を選ぶ(空っぽの画面)
  3. プロジェクト名を入力(例:HelloKotlin)
  4. 「Language」はKotlinを選択
  5. 「Finish」をクリック

これで、KotlinでAndroidアプリを作る準備が整いました。

5. いよいよ!Hello Worldを表示してみよう

5. いよいよ!Hello Worldを表示してみよう
5. いよいよ!Hello Worldを表示してみよう

プロジェクトを作成すると、自動で基本のコードが生成されます。
まずはアプリ画面に「Hello World」と表示されるようにしてみましょう。

画面に表示する文字は、res/layout/activity_main.xmlというファイルで設定します。


<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LinearLayout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
    android:layout_width="match_parent"
    android:layout_height="match_parent"
    android:gravity="center"
    android:orientation="vertical">

    <TextView
        android:id="@+id/textView"
        android:text="Hello, World!"
        android:textSize="24sp"
        android:layout_width="wrap_content"
        android:layout_height="wrap_content" />
</LinearLayout>

6. Kotlinコードの中身も確認しよう

6. Kotlinコードの中身も確認しよう
6. Kotlinコードの中身も確認しよう

アプリの動作を決めるKotlinのコードは、MainActivity.ktというファイルに書かれています。


package com.example.hellokotlin

import androidx.appcompat.app.AppCompatActivity
import android.os.Bundle

class MainActivity : AppCompatActivity() {
    override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
        super.onCreate(savedInstanceState)
        setContentView(R.layout.activity_main)
    }
}

このコードは、「アプリが起動したときにactivity_main.xmlを画面に表示する」と指示しているものです。

7. アプリを実行してみよう(エミュレータの使い方)

7. アプリを実行してみよう(エミュレータの使い方)
7. アプリを実行してみよう(エミュレータの使い方)

Android Studioには、スマホの動きをパソコン上で再現できる仮想スマホ(エミュレータ)が用意されています。

「Run ▶」ボタンをクリックするだけで、アプリが自動で起動します。

もし実際のAndroidスマホを持っていれば、USBケーブルでつないで実機で動作確認することもできます。

8. よくある質問:Hello Worldってなに?

8. よくある質問:Hello Worldってなに?
8. よくある質問:Hello Worldってなに?

Hello Worldとは、どのプログラミング言語でも最初に表示させる定番のメッセージです。

理由は、「ちゃんと動くかどうかを一番シンプルな形で確認できるから」です。
「こんにちは、私はアプリです」とスマホに挨拶させる感じですね。

9. ここまでできたらもう第一歩クリア!

9. ここまでできたらもう第一歩クリア!
9. ここまでできたらもう第一歩クリア!

ここまでで、KotlinでのAndroidアプリ開発の基礎がバッチリ身につきました。

  • Kotlinってなに?→ アプリ開発に最適な言語!
  • Android Studioとは?→ 開発に必要なソフト!
  • Hello Worldアプリ→ 実際にアプリが動いた!

プログラミング未経験でも、ここまで来れば立派なアプリ開発者への第一歩です。

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