カテゴリ: Swift 更新日: 2026/01/23

Swift Codable×コレクション完全ガイド!初心者でもわかるJSON配列のdecode/encode

Swift Codable×コレクション|JSON配列のdecode/encode実践
Swift Codable×コレクション|JSON配列のdecode/encode実践

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「SwiftでJSONを配列や辞書に変換する方法ってありますか?」

先生

「はい、SwiftにはCodableという仕組みがあって、JSONをArrayDictionarySetといったコレクション型に簡単に変換できます。」

生徒

「難しそうに聞こえますけど、実際にはどうやるんですか?」

先生

「それでは、初心者でもわかるように、基本から順番に解説していきましょう!」

1. SwiftのCodableとは?

1. SwiftのCodableとは?
1. SwiftのCodableとは?

SwiftのCodableは、データを別の形式に変換するための仕組みです。特に、JSONと呼ばれるデータ形式をSwiftのオブジェクトに変換(decode)したり、逆にSwiftのオブジェクトをJSONに変換(encode)するのに使われます。

JSON(ジェイソン)は、インターネットで広く使われているデータのやりとりのフォーマットです。人間が読んでも分かりやすく、コンピュータでも扱いやすいという特徴があります。

2. Codableとコレクション型の基本

2. Codableとコレクション型の基本
2. Codableとコレクション型の基本

Swiftには代表的なコレクション型として、Array(配列)、Dictionary(辞書)、Set(集合)があります。これらはデータをまとめて扱うときに便利です。

  • Array:順番があるリスト。例:りんご、バナナ、みかん
  • Dictionary:キーと値の組み合わせ。例:「名前」→「山田」、「年齢」→「20」
  • Set:重複を許さない集まり。例:「A」「B」「C」だけが一度ずつ入る

Codableは、これらのコレクション型と組み合わせることで、複数のデータをまとめてJSONとやり取りすることが可能になります。

3. JSON配列をSwiftのArrayに変換(decode)

3. JSON配列をSwiftのArrayに変換(decode)
3. JSON配列をSwiftのArrayに変換(decode)

まずはJSONの配列をSwiftのArrayに変換する例を見てみましょう。ここでは「ユーザー」のデータを配列として扱います。


import Foundation

struct User: Codable {
    let id: Int
    let name: String
}

let json = """
[
    { "id": 1, "name": "田中" },
    { "id": 2, "name": "佐藤" }
]
""".data(using: .utf8)!

do {
    let users = try JSONDecoder().decode([User].self, from: json)
    print(users)
} catch {
    print("デコードに失敗しました: \(error)")
}

[User(id: 1, name: "田中"), User(id: 2, name: "佐藤")]

このように、JSON配列をそのままSwiftの配列に変換することができます。

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4. Swiftの配列をJSONに変換(encode)

4. Swiftの配列をJSONに変換(encode)
4. Swiftの配列をJSONに変換(encode)

逆に、Swiftの配列をJSONに変換することも可能です。これをencodeといいます。


let users = [
    User(id: 1, name: "田中"),
    User(id: 2, name: "佐藤")
]

do {
    let jsonData = try JSONEncoder().encode(users)
    if let jsonString = String(data: jsonData, encoding: .utf8) {
        print(jsonString)
    }
} catch {
    print("エンコードに失敗しました: \(error)")
}

[{"id":1,"name":"田中"},{"id":2,"name":"佐藤"}]

Swiftの配列をそのままJSONの配列に変換できるので、サーバーとのデータ通信にも役立ちます。

5. DictionaryとCodable

5. DictionaryとCodable
5. DictionaryとCodable

Dictionaryはキーと値の組み合わせでデータを扱います。JSONでも同じように「キー」と「値」の形式がよく使われるので、相性が良いです。


let json = """
{
    "user1": { "id": 1, "name": "田中" },
    "user2": { "id": 2, "name": "佐藤" }
}
""".data(using: .utf8)!

do {
    let users = try JSONDecoder().decode([String: User].self, from: json)
    print(users)
} catch {
    print("デコードに失敗しました: \(error)")
}

["user1": User(id: 1, name: "田中"), "user2": User(id: 2, name: "佐藤")]

6. SetとCodable

6. SetとCodable
6. SetとCodable

Setは重複を許さない特徴があり、JSON配列を変換する際にも使うことができます。例えば重複データを排除したいときに便利です。


let json = """
[
    { "id": 1, "name": "田中" },
    { "id": 1, "name": "田中" },
    { "id": 2, "name": "佐藤" }
]
""".data(using: .utf8)!

do {
    let users = try JSONDecoder().decode(Set<User>.self, from: json)
    print(users)
} catch {
    print("デコードに失敗しました: \(error)")
}

[User(id: 1, name: "田中"), User(id: 2, name: "佐藤")]

同じ「田中」のデータが2つあっても、自動的に1つにまとめてくれるのが特徴です。

7. Codableとエラーハンドリング

7. Codableとエラーハンドリング
7. Codableとエラーハンドリング

JSONとSwiftの型が一致しないと、エラーになることがあります。そのため、do-catch構文を使って失敗した場合の処理を用意するのが基本です。

初心者の方は、まずは正しくデータ型を合わせることを意識すると、スムーズにコーディングできます。

8. 理解ポイント

8. 理解ポイント
8. 理解ポイント

この記事では、SwiftのCodableとコレクション型(ArrayDictionarySet)を使って、JSONとの変換方法を学びました。これらを理解することで、実際のアプリ開発でもサーバーとデータをやり取りする仕組みがしっかり理解できるようになります。

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