カテゴリ: Go言語 更新日: 2026/01/09

Go言語のテストデータ管理とベストプラクティス完全ガイド

Go言語のテストデータの管理方法とベストプラクティス
Go言語のテストデータの管理方法とベストプラクティス

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Go言語でテストを書くとき、テスト用のデータはどう管理すればいいですか?」

先生

「テストデータは、テストの信頼性を左右する大切な部分です。Goでは構造体やスライスを使って簡単に管理できますが、ベストプラクティスも知っておくと便利です。」

生徒

「具体的にはどんな方法がありますか?」

先生

「テーブル駆動テストを使って、テストデータを一箇所にまとめて管理する方法や、JSONやCSVなど外部ファイルから読み込む方法があります。それぞれのメリットと注意点を見ていきましょう。」

1. テーブル駆動テストでデータをまとめる

1. テーブル駆動テストでデータをまとめる
1. テーブル駆動テストでデータをまとめる

テーブル駆動テストとは、テストケースを配列やスライスにまとめて、同じテスト関数でループして実行する方法です。この方法を使うと、テストデータがひと目で分かり、追加や修正も簡単です。


type TestCase struct {
    input    int
    expected int
}

func TestDouble(t *testing.T) {
    tests := []TestCase{
        {input: 2, expected: 4},
        {input: 3, expected: 6},
        {input: 0, expected: 0},
    }

    for _, tc := range tests {
        result := Double(tc.input)
        if result != tc.expected {
            t.Errorf("Double(%d) = %d; want %d", tc.input, result, tc.expected)
        }
    }
}

このように、テストデータを配列にまとめると、同じ構造で複数のケースを簡単に管理できます。

2. 外部ファイルでテストデータを管理する

2. 外部ファイルでテストデータを管理する
2. 外部ファイルでテストデータを管理する

大きなデータや複雑な構造をテストする場合、JSONやCSVなどの外部ファイルにデータを保存して読み込む方法が便利です。こうすることで、テストコードとデータを分けて管理できます。


type User struct {
    Name string
    Age  int
}

func LoadTestData(filename string) ([]User, error) {
    data, err := os.ReadFile(filename)
    if err != nil {
        return nil, err
    }
    var users []User
    err = json.Unmarshal(data, &users)
    if err != nil {
        return nil, err
    }
    return users, nil
}

JSONファイルにテスト用ユーザー情報をまとめておくことで、複数のテスト関数で再利用可能になります。

3. テストデータ管理のベストプラクティス

3. テストデータ管理のベストプラクティス
3. テストデータ管理のベストプラクティス

Go言語でテストデータを管理する際のポイントは以下の通りです。

  • テーブル駆動テストを活用してデータとロジックを分離する。
  • 同じデータを複数のテストで使う場合は、外部ファイルや共通関数にまとめる。
  • テストデータはできるだけシンプルにして、読みやすく保つ。
  • 異常系のデータも含めて、想定されるすべてのケースを網羅する。

4. モックとの組み合わせでより安全なテスト

4. モックとの組み合わせでより安全なテスト
4. モックとの組み合わせでより安全なテスト

外部サービスやデータベースを使うテストでは、モックを使って依存を切り離すと、テストデータを安全に管理できます。interfaceを使ったモックで、テスト環境ごとにデータを切り替えることも可能です。


type UserService interface {
    GetUser(id int) User
}

type MockUserService struct{}

func (m MockUserService) GetUser(id int) User {
    return User{Name: "Test", Age: 20}
}

func TestUserService(t *testing.T) {
    service := MockUserService{}
    user := service.GetUser(1)
    if user.Name != "Test" {
        t.Error("Unexpected user data")
    }
}

このようにモックとテストデータを組み合わせることで、実際の環境に影響を与えずに安全にテストできます。

5. 初心者でも実践しやすいテストデータ管理法

5. 初心者でも実践しやすいテストデータ管理法
5. 初心者でも実践しやすいテストデータ管理法

まずは小さなテーブル駆動テストでデータを管理し、慣れてきたらJSONやCSVで外部管理する方法にステップアップしましょう。これにより、テストデータの見通しが良くなり、コードの品質も向上します。

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