カテゴリ: Go言語 更新日: 2026/01/13

Go言語のテストでよくある失敗パターンとその対処法!初心者でもわかるデバッグのコツ

Go言語のテストでよくある失敗パターンとその対処法
Go言語のテストでよくある失敗パターンとその対処法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Go言語でテストを書いたんですが、なぜかテストが失敗してしまいます。どうしてでしょうか?」

先生

「テストが失敗する原因はいくつかあります。今回は初心者でも理解できるように、よくあるパターンと対処法を紹介します。」

生徒

「お願いします!失敗の原因がわかれば安心です。」

1. 関数の返り値や期待値が間違っている

1. 関数の返り値や期待値が間違っている
1. 関数の返り値や期待値が間違っている

テストで一番多いのが、関数が返す値と期待する値が合っていないパターンです。Go言語ではt.Errorft.Fatalfを使って比較します。


func TestAdd(t *testing.T) {
    got := Add(2, 3)
    want := 5
    if got != want {
        t.Errorf("got %d, want %d", got, want)
    }
}

ここで、期待値wantが間違っていると、テストは失敗します。まずは期待値が正しいか確認しましょう。

2. テストデータの初期化ミス

2. テストデータの初期化ミス
2. テストデータの初期化ミス

テストではデータを初期化してから実行する必要があります。初期化が不十分だと、前のテストの結果が残り失敗することがあります。


func TestWithData(t *testing.T) {
    data := []int{1, 2, 3}
    // データを初期化してテスト
    result := Sum(data)
    if result != 6 {
        t.Errorf("expected 6, got %d", result)
    }
}

毎回データを新しく作り直すことで、テストの独立性を保つことができます。

3. 並行処理やゴルーチンの競合

3. 並行処理やゴルーチンの競合
3. 並行処理やゴルーチンの競合

Go言語の特徴である並行処理(ゴルーチン)を使ったテストでは、データの競合やタイミングによってテストが失敗することがあります。


func TestConcurrent(t *testing.T) {
    counter := 0
    var mu sync.Mutex
    for i := 0; i < 10; i++ {
        go func() {
            mu.Lock()
            counter++
            mu.Unlock()
        }()
    }
    time.Sleep(time.Second)
    if counter != 10 {
        t.Errorf("expected 10, got %d", counter)
    }
}

対処法は、sync.Mutexやチャンネルで競合を防ぎ、必ずテストが安定するように制御することです。

4. 外部サービスやデータベース依存

4. 外部サービスやデータベース依存
4. 外部サービスやデータベース依存

テストで外部のサービスやデータベースを直接使うと、接続の失敗や状態によってテストが不安定になります。これを避けるためにモックを使います。


// モックを使った例
type MockDB struct {}
func (m MockDB) GetData() string { return "mocked" }

モックを使うことで外部依存を切り離し、テストを安定させることができます。

5. タイムアウトの不足

5. タイムアウトの不足
5. タイムアウトの不足

無限ループや遅い処理をテストすると、テストがいつまでも終わらないことがあります。t.Timeout-timeoutオプションで制限時間を設定しましょう。


go test -timeout 5s

これにより、テストが一定時間以上かかる場合は自動的に終了し、安全にテストを実行できます。

6. ログやエラーメッセージが不十分

6. ログやエラーメッセージが不十分
6. ログやエラーメッセージが不十分

テストが失敗したときに原因がわからないと、修正が難しくなります。t.Logft.Errorfを使って詳細な情報を出力しましょう。


t.Logf("current value: %d", value)

テスト結果に必要な情報を出力することで、原因の特定が簡単になります。

7. 初心者でも覚えておきたい失敗回避のポイント

7. 初心者でも覚えておきたい失敗回避のポイント
7. 初心者でも覚えておきたい失敗回避のポイント
  • 関数の期待値と返り値を確認する
  • テストデータは毎回初期化する
  • 並行処理は競合を防ぐ
  • 外部依存はモックで切り離す
  • タイムアウトを設定する
  • ログやエラーを詳細に出力する

これらの対処法を実践することで、Go言語のテストが安定し、初心者でも失敗の原因を簡単に見つけられます。

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