KotlinでGraphQL APIを呼び出す方法を解説!初心者にもわかるAPI連携の基本
生徒
「KotlinでGraphQLって使えますか?REST APIしか使ったことなくて、ちょっと難しそうです…」
先生
「もちろんKotlinでもGraphQL APIを使えるよ!GraphQLは必要なデータだけをリクエストできる新しいスタイルのAPIなんだ。基本からやってみようか。」
生徒
「お願いします!JSONとかPOSTとか出てくると混乱しちゃいます…」
先生
「ゆっくり丁寧に解説するから安心して。GraphQLの基本からKotlinでの実装方法まで、一緒にやってみよう!」
1. GraphQL APIとは?
GraphQL(グラフキューエル)とは、Facebookが開発したAPIの設計方式で、必要なデータだけを指定して取得できる特徴があります。
たとえば「ユーザーの名前と年齢だけが欲しい」ときに、それだけを明確にリクエストできます。これは「REST API」と違って、柔軟性の高い通信が可能になります。
2. GraphQLのリクエスト構造
GraphQLでは、POSTリクエストを使って「クエリ(query)」を送信します。内容はJSON形式で、次のようになります:
{
"query": "{ user { name age } }"
}
このように、取得したいフィールド(name、age)を明示的に指定します。
3. KotlinでGraphQL APIを使う準備
GraphQL APIを呼び出すには、HTTPリクエストが送れるライブラリが必要です。今回はシンプルにOkHttpを使います。
まずはGradleに以下を追加しましょう:
dependencies {
implementation("com.squareup.okhttp3:okhttp:4.12.0")
}
4. KotlinでGraphQL APIを呼び出す基本コード
次に、KotlinでGraphQL APIにPOSTリクエストを送信して、レスポンスを取得する基本コードを紹介します。
import okhttp3.MediaType.Companion.toMediaType
import okhttp3.OkHttpClient
import okhttp3.Request
import okhttp3.RequestBody.Companion.toRequestBody
fun main() {
val client = OkHttpClient()
val query = """
{
"query": "{ user { name age } }"
}
""".trimIndent()
val mediaType = "application/json; charset=utf-8".toMediaType()
val requestBody = query.toRequestBody(mediaType)
val request = Request.Builder()
.url("https://example.com/graphql")
.post(requestBody)
.build()
client.newCall(request).execute().use { response ->
println(response.body?.string())
}
}
このコードでは、JSONの文字列をリクエストボディとしてPOST送信し、サーバーからのレスポンスを受け取っています。
5. 実行結果の例
正しく通信できた場合、次のような結果が返ってきます(内容はダミーです):
{
"data": {
"user": {
"name": "Taro",
"age": 25
}
}
}
6. POSTメソッドとJSONについて
GraphQL APIを使うには、POSTメソッドという形式でリクエストを送ります。これは「サーバーにデータを渡して返事をもらう」方法です。
リクエストの中身はJSON形式で記述します。JSON(ジェイソン)は、データを「鍵と値」のペアで表現するテキスト形式で、人にもコンピュータにも読みやすいのが特徴です。
7. よくある失敗とその対処法
GraphQL APIを呼び出すときにありがちなミスには、次のようなものがあります:
- URLが間違っている(404エラー)
- クエリの文法ミス(GraphQL構文エラー)
- JSONの形式が崩れている(パースエラー)
そういったときは、println(response.body?.string())で中身を確認し、何が原因かを読み取るようにしましょう。
8. KotlinでGraphQLを使うメリットとは?
KotlinでGraphQLを使うと、必要なデータだけを取得できるため、無駄な通信が減り、効率的なネットワーク処理が可能になります。
特にモバイルアプリでは通信量を減らすことがとても大切なので、GraphQLはおすすめの選択肢です。
9. 複雑なクエリもKotlinから送信できる?
もちろんできます。GraphQLでは「ネストされたデータ(入れ子構造)」や「引数付きのクエリ」なども使えます。
たとえば次のように、ユーザーIDを指定して情報を取得することも可能です:
{
"query": "{ user(id: 1) { name email } }"
}
Kotlinではこの文字列をリクエストボディにそのまま送るだけなので、使い方もシンプルです。