Swift 文字列(String)入門|基本操作と型の特徴を初心者向けに解説
生徒
「Swiftで文字列を扱う方法を知りたいです。文字列って具体的にどういうものなんですか?」
先生
「文字列というのは、文字が連なったデータのことです。例えば名前やメッセージなどを表すのに使います。SwiftではString型という型で文字列を扱いますよ。」
生徒
「なるほど!実際にプログラムでどう書くのか見てみたいです。」
先生
「では、まずは文字列の基本操作から見ていきましょう!」
1. Swiftの文字列(String)とは?
Swiftにおける文字列は、String型というデータ型で表されます。データ型とは、情報の種類を分類するルールのことです。例えば数字ならInt、真偽値ならBoolというように、文字の集まりはStringで扱います。
文字列はダブルクォーテーション(" ")で囲むことで作成できます。例えば「こんにちは」という言葉をSwiftで書くと次のようになります。
var greeting: String = "こんにちは"
print(greeting)
こんにちは
このように、変数greetingに文字列を代入し、画面に出力することができます。
2. 文字列の結合
文字列をつなげる操作を「文字列の結合」といいます。例えば「Swift」と「入門」を組み合わせて「Swift入門」という新しい文字列を作ることができます。
let text1 = "Swift"
let text2 = "入門"
let combined = text1 + text2
print(combined)
Swift入門
+演算子を使うことで、簡単に文字列を結合できます。これは数字を足し算するのと同じ感覚なので、初心者でも直感的に理解しやすいです。
3. 文字数を数える
文字列に含まれる文字の数を調べたいときは、.countプロパティを使います。プロパティとは、そのデータが持つ情報のことです。
let word = "プログラミング"
print(word.count)
7
この場合、「プログラミング」は7文字なので、結果は7と表示されます。
4. 部分文字列の取り出し
文字列の一部だけを取り出すこともできます。例えば「Swift言語」という文字列から「Swift」だけを取り出したい場合です。
let language = "Swift言語"
let prefix = language.prefix(5)
print(prefix)
Swift
prefixメソッドを使うと、先頭から指定した数の文字を取得できます。この例では5文字を取り出し「Swift」が表示されます。
5. 大文字・小文字の変換
文字列をすべて大文字にしたり、小文字に変換することもできます。これを「大文字変換」「小文字変換」と呼びます。
let text = "Swift"
print(text.uppercased())
print(text.lowercased())
SWIFT
swift
.uppercased()は大文字に、.lowercased()は小文字に変換するメソッドです。検索機能などでよく使われる操作です。
6. 空文字列の判定
何も文字が入っていない文字列を「空文字列」といいます。Swiftでは""で表します。そして、文字列が空かどうかを調べるには.isEmptyプロパティを使います。
let emptyText = ""
print(emptyText.isEmpty)
true
この結果はtrueとなり、空文字列であることがわかります。trueは「はい」、falseは「いいえ」という意味です。
7. 文字列補間(変数を埋め込む)
文字列の中に変数の値を埋め込む方法を「文字列補間」と呼びます。ダブルクォーテーションの中に\()を使うと、変数の値を組み込めます。
let name = "太郎"
let age = 20
print("私の名前は\(name)で、年齢は\(age)歳です。")
私の名前は太郎で、年齢は20歳です。
このように、文章の中に変数を自然に埋め込めるので、メッセージを表示するときにとても便利です。
8. Swift文字列の特徴
Swiftの文字列はUnicode(ユニコード)に対応しています。Unicodeとは、世界中の文字を統一的に扱うためのルールです。日本語や絵文字も問題なく扱えるので、アプリ開発で安心して使えます。
また、Swiftの文字列は「値型(バリュータイプ)」です。値型とは、コピーされて扱われるデータのことを指します。つまり、文字列を別の変数に代入しても、元の文字列は影響を受けません。初心者にとっては「安心して別の変数にコピーして使える」と覚えると良いでしょう。