Kotlinプログラムの実行方法まとめ!IntelliJ・Android Studio・コマンドラインでの実行手順
生徒
「Kotlinのプログラムを実行するにはどうすればいいんですか?パソコンも初心者なので、どこから始めればいいのか分かりません。」
先生
「いいですね!Kotlinは、IntelliJ IDEA(インテリジェイ アイディア)という開発ソフトや、Android Studio(アンドロイドスタジオ)、さらにはコマンドラインという黒い画面からも実行できます。順番にやさしく説明していきますね!」
生徒
「ありがとうございます!最初にIntelliJ IDEAって何ですか?」
先生
「IntelliJ IDEAは、Kotlinをはじめとするプログラムを作るためのソフトです。文字を書いて保存するだけではなく、間違いを見つけてくれたり、プログラムを実行するお手伝いをしてくれる便利な道具です。」
1. Kotlinを実行する3つの方法とは?
Kotlinのプログラムを実行するには、次の3つの方法があります。
- IntelliJ IDEAを使う方法
- Android Studioを使う方法
- コマンドラインを使う方法
それぞれの方法で必要な準備や操作が少し違いますが、どれも初心者でも安心して使えます。まずはIntelliJ IDEAから見ていきましょう!
2. IntelliJ IDEAでのKotlinプログラム実行手順
IntelliJ IDEAは、Kotlinの開発にとても便利な統合開発環境(IDE)です。統合開発環境とは、プログラムを書く・実行する・間違いを直すなどをひとまとめにして助けてくれるソフトです。
2.1 プロジェクトの作成方法
まず、IntelliJ IDEAを開いて「New Project(新しいプロジェクト)」をクリックします。次に「Kotlin」を選んで「JVM | IDEA」を選択し、「Next(次へ)」をクリックします。
プロジェクト名を入力し、「Finish(完了)」を押すと、Kotlinのプログラムを書く準備ができます。
2.2 Kotlinファイルの作成
左側の「src」フォルダを右クリックして「New(新規作成)」から「Kotlin File/Class(Kotlinファイル/クラス)」を選び、名前をつけます。例えば「Main」としてみましょう。
2.3 プログラムの書き方と実行
作成したファイルに、次のように書いてみます。
fun main() {
println("Hello, Kotlin!")
}
これを書いたら、ファイルの左側にある緑の三角マークをクリックすると、プログラムが実行されます!
実行結果は下に表示されます。
Hello, Kotlin!
3. Android StudioでのKotlinプログラム実行手順
Android Studioも、Kotlinプログラムを動かすことができる開発ソフトです。特にAndroidアプリの開発に使われますが、Kotlinだけのプログラムも試せます。
3.1 プロジェクトの作成
Android Studioを開いて、「New Project(新しいプロジェクト)」をクリックします。ここでもKotlinを選びます。アプリを作らない場合でも「No Activity(アクティビティなし)」を選んで、Kotlinを試せます。
3.2 Kotlinコードの書き方
「app」→「java」フォルダを右クリックして「New」→「Kotlin Class/File」を選び、名前をつけます。あとはIntelliJ IDEAと同じようにKotlinのプログラムを書けます。
3.3 実行方法
緑の再生マーク(または「Run」ボタン)を押すと、プログラムが実行されます。
4. コマンドラインでのKotlinプログラム実行手順
コマンドラインは、黒い画面で操作する方法です。コマンドラインとは、文字だけでパソコンを操作する画面のことです。ここではKotlinのプログラムを直接コンパイル(翻訳)して動かせます。
4.1 Kotlinのインストール確認
まず、Kotlinが入っているか確認します。コマンドラインを開いて次のコマンドを入力します。
kotlinc -version
Kotlinのバージョンが表示されればOKです。もし入っていなければ、Kotlin公式サイトからインストールしましょう。
4.2 Kotlinファイルを作成
メモ帳やテキストエディタを使って、Hello.ktという名前のファイルを作ります。内容は次のようにします。
fun main() {
println("Hello from Kotlin!")
}
4.3 プログラムのコンパイルと実行
次に、コンパイルを行います。コンパイルとは、プログラムをコンピュータが理解できる形にすることです。コマンドラインで次のように打ちます。
kotlinc Hello.kt -include-runtime -d Hello.jar
この操作でHello.jarという実行ファイルができます。実行は次のようにします。
java -jar Hello.jar
これでプログラムの結果が画面に表示されます。
Hello from Kotlin!
5. どの方法が初心者におすすめ?
初心者には、IntelliJ IDEAがおすすめです。クリックするだけでKotlinを動かせて、間違いもすぐに見つけてくれます。Android Studioはアプリを作るときに便利ですし、コマンドラインは仕組みを理解する練習にもなります。
パソコンの操作に慣れていない人は、まずIntelliJ IDEAを使ってみて、慣れてきたら他の方法にも挑戦してみると良いですよ!
まとめ
Kotlinのプログラムを実行するための方法には、IntelliJ IDEA、Android Studio、そしてコマンドラインの3つがあることを学びました。それぞれの方法には特徴があり、初心者にとってはIntelliJ IDEAが最もとっつきやすい選択肢です。クリック操作だけでプログラムの作成から実行までを完了でき、間違いもすぐに発見できる点が魅力です。
Android StudioはAndroidアプリ開発に強みを持つため、アプリに関心のある方には最適です。Kotlin単体のコードも実行可能なので、環境を一度用意すれば、さまざまな用途に対応できます。そしてコマンドラインは、黒い画面に文字でコマンドを打つ必要があるため、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、Kotlinの仕組みをより深く理解したい方にはぴったりです。実行の仕組み(コンパイルやJarファイル生成など)も学べるため、将来的に役立つ知識になります。
以下は、コマンドラインでのKotlin実行を練習するためのシンプルなサンプルコードです。
fun main() {
println("Kotlinをコマンドラインで動かす練習中です!")
}
このコードをPractice.ktという名前で保存し、下記のコマンドでコンパイルして実行できます。
kotlinc Practice.kt -include-runtime -d Practice.jar
java -jar Practice.jar
Kotlinの実行にはJavaの知識も少し関わってきますが、基本を押さえることで今後のプログラミング学習がグッと楽になります。どの方法を使うにしても、「自分にとって扱いやすいもの」から始めることが大切です。特に最初のうちは「動いた!」という体験がモチベーションを高めてくれるので、簡単に試せるIntelliJ IDEAは強い味方です。
また、IDEでの操作に慣れてきたら、黒い画面のコマンドラインにもぜひ挑戦してみましょう。エラーが出たときにどう対処するか、どのファイルが実行されているかなど、理解が深まり、プログラミングスキルが確実に向上します。
Kotlinの学習は「環境構築→コードを書く→実行してみる」の繰り返しで身につきます。どのツールも最初は難しく感じるかもしれませんが、一歩ずつゆっくり進めていけば、きっと自信がつきます。次にやってみたいことが見つかるように、今回の内容をしっかり復習しておきましょう。
生徒
「今日はKotlinのプログラムを3つの方法で実行できることを学びました。最初は難しそうに見えたけど、やってみたら意外と簡単でした!」
先生
「その調子です!最初の一歩を踏み出すのが一番大変なんですよ。でも実際に動かしてみることで、自分で理解が深まります。」
生徒
「個人的にはIntelliJ IDEAが一番分かりやすかったです。クリックで実行できるのが便利でした。」
先生
「初心者にはIntelliJ IDEAが最適ですね。でも将来的にはAndroid Studioやコマンドラインも扱えるようになると、スキルの幅が広がりますよ。」
生徒
「今は黒い画面がちょっと怖いけど、慣れたら挑戦してみます!」
先生
「それで十分です。焦らず自分のペースで進めましょう。今日の学びを活かして、次はKotlinで簡単な計算アプリなんてどうですか?」