カテゴリ: Kotlin 更新日: 2026/08/14

Kotlinのキーワード一覧と使い方!初心者が知っておくべき予約語を解説

Kotlinのキーワード一覧と使い方!初心者が知っておくべき予約語を解説!
Kotlinのキーワード一覧と使い方!初心者が知っておくべき予約語を解説!

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Kotlinってどんなキーワードがあるんですか?キーワードって何ですか?」

先生

「いい質問ですね。Kotlinには、あらかじめ特別な意味を持つ単語が決まっています。これをキーワード、または予約語と呼びます。」

生徒

「なるほど!どんなキーワードがあるのか、使い方も教えてほしいです。」

先生

「それでは、Kotlinのキーワード一覧と基本的な使い方を見ていきましょう!」

1. キーワード(予約語)とは?

1. キーワード(予約語)とは?
1. キーワード(予約語)とは?

Kotlinのキーワード(予約語)とは、あらかじめ言語のルールとして決められている特別な役割を持つ単語のことです。たとえばfunという単語は「関数を作る」という意味があり、プログラムの骨組みを作るときに必ず登場します。こういったキーワードはコンピュータに特別な命令として解釈されるため、変数名や関数名として自由に使うことはできません。

プログラミング未経験の方にとっては少し難しく感じるかもしれませんが、「キーワードはコンピュータ専用の決まり文句」と考えると理解しやすくなります。正しく使い分けることで、意図したとおりにプログラムを動かせるようになります。

たとえば、次の例ではfunというキーワードを使って、画面にあいさつを表示する簡単な関数を作っています。


// あいさつを表示する関数
fun greeting() {
    println("こんにちは!")
}

このようにキーワードは、プログラムの仕組みを定義したり、役割を区別したりするための大事な言葉です。まずは「キーワードは決まりごとだから勝手に名前として使えない」という感覚を持つだけでも、Kotlinを理解しやすくなっていきます。

2. Kotlinの主なキーワード一覧

2. Kotlinの主なキーワード一覧
2. Kotlinの主なキーワード一覧

Kotlinにはたくさんのキーワードがありますが、最初から全部を覚える必要はありません。ここでは、プログラミング初心者が「まずはここだけ押さえておけばOK」という、よく登場する基本的なキーワードをまとめて紹介します。あとで出てくるサンプルコードを読むときにも何度も目にする単語なので、「役割のざっくりしたイメージ」をつかんでおきましょう。

キーワードは1つひとつに役割が決まっていて、文章でいう「句読点」や「文の始まり・終わり」のようなものです。意味が分かるようになると、Kotlinのコード全体が読みやすくなり、何をしているプログラムなのかが自然と見えてきます。

  • fun:関数を作るときに使います。たとえばfun main()のように書くと、「ここから処理が始まるよ」という合図になります。
  • val:一度値を入れたら変えない変数(定数)を作るときに使います。設定値や名前など、「途中で変える必要のない情報」に向いています。
  • var:あとから値を変更できる変数を作るときに使います。カウントアップする数値や、状態が変わっていくデータに使われます。
  • class:クラス(オブジェクトの設計図のようなもの)を定義するときに使います。人や商品など、「モノ」をプログラムの中で表現したいときに登場します。
  • object:クラスを1つだけ作ってそのまま使いたいときなど、特別なオブジェクトを定義するときに使います。
  • interface:クラスの「こういう機能を持っていてね」という約束事(仕様)を定義するときに使います。実際の中身は別のクラスで実装します。
  • if:条件によって処理を分けるときに使います。「もし〜ならこうする」という分岐を表すキーワードです。
  • else:ifとセットで使い、「それ以外のときはこうする」という処理を書くためのキーワードです。
  • when:いくつかの選択肢から当てはまるものを選んで処理を分けたいときに使います。ifが増えて読みづらくなってきたときに便利です。
  • for:同じ処理を決まった回数くり返すときに使います。配列やリストの中身を順番に処理したいときによく登場します。
  • while:ある条件が成り立つあいだ、ずっとくり返しを続けたいときに使います。「〜のあいだは続ける」というイメージです。
  • break:forやwhileなどのくり返し処理を、途中で「ここで終わりにしたい」ときに使います。
  • continue:くり返しの中で「この回はスキップして次に進もう」というときに使います。同じループの次の周回にジャンプします。
  • return:関数の処理を終えて、呼び出し元に結果を返すときに使います。「この値を答えとして返します」という役割です。
  • null:値がまだ入っていない、または存在しないことを表します。「何もない」という特別な状態を示すキーワードです。
  • true / false:条件が「正しいか」「間違っているか」を表す真偽値のキーワードです。ifやwhenなどの条件分岐とセットでよく使われます。

この一覧をざっと眺めておくだけでも、Kotlinのサンプルコードを読んだときに「あ、この単語は前に見たな」という感覚がつかめるようになります。最初はすべてを完璧に覚えようとせず、「よく見るものから少しずつ慣れていく」くらいの気持ちで触れていくのがおすすめです。

3. それぞれのキーワードの使い方

3. それぞれのキーワードの使い方
3. それぞれのキーワードの使い方

ここからは、Kotlinのキーワードを実際のコードの中でどのように使うのか、具体的なサンプルを見ながら確認していきます。まずは登場回数が多く、初心者が最初に出会いやすいキーワードから順番に見ていきましょう。「このキーワードは、こういう場面で使うんだな」というイメージを持てれば十分です。

3.1 fun キーワード

funは、関数を作るときに必ず書くキーワードです。関数とは、「この名前を呼ぶと、中に書かれている処理がまとまって実行される箱」のようなものだと考えると分かりやすいです。


fun main() {
    println("Hello, Kotlin!")
}

この例では、fun main()と書くことで、mainという名前の関数を定義しています。Kotlinのプログラムは、このmain関数から動き始めます。中に書かれているprintln("Hello, Kotlin!")という命令が実行され、画面に文字が表示されます。

関数は自分で名前を付けて増やすこともできます。たとえば、あいさつ専用の関数を作ると次のようになります。


fun greeting() {
    println("こんにちは!")
}

fun main() {
    greeting()  // greeting 関数を呼び出す
}

fun greeting()で関数を定義し、mainの中でその名前を呼び出すと、println("こんにちは!")が実行されます。funは、「ここから関数の定義が始まりますよ」とコンピュータに伝える大事な合図です。

3.2 val と var キーワード

valとvarは、「値に名前を付けて保存する」ときに使うキーワードです。どちらも「変数」を作るときに書きますが、性質が少し違います。


val name = "Kotlin"
var age = 10

valで作ったnameは、一度入れたらあとから中身を変えられません。いわば「変更しないラベル付きの箱」です。一方、varで作ったageは、あとから別の値を代入しても大丈夫な「中身を入れ替えられる箱」です。


var count = 0
count = count + 1  // これはOK(varなので変更できる)

// val name = "Kotlin"
// name = "Java"  // これはエラー(valなので変更できない)

「途中で変える必要がない値はval」、「変わっていく値はvar」というルールで使い分けると、Kotlinのコードが安全で読みやすくなります。特に初心者のうちは、迷ったらまずvalを使ってみるのがおすすめです。

3.3 if と else キーワード

ifとelseは、「条件によってやることを変える」ときに使うキーワードです。日常の会話でいうと、「もし雨なら傘を持っていく、そうでなければ手ぶらで出かける」といったイメージです。


val number = 5

if (number > 3) {
    println("3より大きいです")
} else {
    println("3以下です")
}

if (number > 3)のかっこの中には、「はい(true)かいいえ(false)」で答えられる条件を書きます。この例ではnumberが3より大きいので、ifの中のprintln("3より大きいです")が実行されます。もしnumberが2など3以下の値なら、else側のメッセージが表示されます。

このように、ifとelseは、Kotlinの条件分岐で何度も登場する基本的なキーワードです。「もし〜なら」「そうでなければ」と読み替えながらコードを追うと理解しやすくなります。

3.4 when キーワード

whenは、「いくつかの選択肢の中から当てはまるものを選ぶ」ときに使うキーワードです。日本語でいうと「〜のときは」「〜の場合は」といった条件を並べるイメージです。ifをたくさん書くよりも、スッキリ読みやすくなります。


val color = "red"

when (color) {
    "red" -> println("赤です")
    "blue" -> println("青です")
    "green" -> println("緑です")
    else -> println("他の色です")
}

when (color)のあとに、「"red"のとき」「"blue"のとき」といったパターンを->とセットで並べていきます。どれにも当てはまらなかった場合は、elseの処理が実行されます。色だけでなく、数値や条件式などにも使えるため、Kotlinで複数の分岐を書きたいときにとても便利なキーワードです。

ここで紹介したfun、val / var、if / else、whenの使い方を押さえておくと、Kotlinのサンプルコードの意味がぐっと理解しやすくなります。最初はサンプルをマネしながら、「このキーワードはどんな役割だったかな?」と少しずつ慣れていきましょう。

4. 注意点と覚えておきたいこと

4. 注意点と覚えておきたいこと
4. 注意点と覚えておきたいこと

Kotlinのキーワードは、どれも特別な役割を持っているため、変数名や関数名として自由に使うことはできません。たとえばfunという単語は「関数を作るための合図」なので、これを変数名にしようとするとコンピュータは困ってしまい、エラーになります。キーワードはKotlinの文法を成り立たせるための大切な部品なのだと考えると、なぜ自由に使えないのかが理解しやすくなります。

また、Kotlinのキーワードは基本的に英語で書かれているため、プログラミング未経験の方には少しハードルが高く感じるかもしれません。しかし、実際には「この単語を見るとこういう動きをする」という決まりがあるだけで、一度意味をつかんでしまえば自然と慣れていきます。読む量が増えるほど、知らないうちにキーワードの役割が頭の中で結びついてくるようになります。

次の例は、キーワードを誤って変数名として使おうとした場合に起きるエラーのイメージです。


// 間違った例:キーワードを変数名に使おうとしている
// fun = 10  // コンパイルエラーになる

// 正しい書き方
val number = 10

このように、キーワードには「特別な目的がある」という意識を持っておくことで、Kotlinの文法に対する理解が深まり、後の学習がとてもスムーズになります。最初は難しく感じても、実際にコードを書きながら少しずつ慣れていけば大丈夫です。焦らず一歩ずつ覚えていきましょう。

5. ループ処理で使うキーワード

5. ループ処理で使うキーワード
5. ループ処理で使うキーワード

Kotlinでは、同じ処理を何度もくり返す場面がよくあります。そのようなときに活躍するのが、forやwhileといったループ処理のキーワードです。プログラムでは「同じことを繰り返す」という処理が頻繁に出てくるため、これらのキーワードの役割を理解しておくことはとても重要です。

forは、あらかじめ回数が決まっているときや、リストや配列の中身を順番に取り出したいときに使われます。たとえば、1から5までの数字を順番に表示する場合は次のように書きます。


for (i in 1..5) {
    println(i)
}

この例では、iという変数に1から5までの値が順番に入り、そのたびにprintln(i)が実行されます。「決まった回数だけ処理をくり返す」というイメージを持つと理解しやすいです。

一方でwhileは、「ある条件が成り立っているあいだ、ずっとくり返す」という特徴があります。回数がはっきり決まっていない場合に便利です。


var count = 0

while (count < 3) {
    println(count)
    count++
}

このコードでは、countが3未満のあいだは処理が続きます。条件がfalseになるとループが終了します。forとwhileを使い分けることで、柔軟な繰り返し処理が書けるようになります。

6. ループ制御に関するキーワード

6. ループ制御に関するキーワード
6. ループ制御に関するキーワード

ループ処理の中では、「途中で処理を終わらせたい」「特定の回だけスキップしたい」といった場面も出てきます。そのようなときに使うのが、breakとcontinueというキーワードです。これらを使いこなすことで、より細かく処理の流れをコントロールできるようになります。

breakは、くり返し処理を途中で強制的に終了させるためのキーワードです。条件に応じてループを抜けたいときに使います。


for (i in 1..10) {
    if (i == 5) {
        break
    }
    println(i)
}

この例では、iが5になった時点でループが終了します。そのため、画面には1から4までの数字だけが表示されます。

一方のcontinueは、その回の処理だけをスキップして、次のくり返しに進むためのキーワードです。


for (i in 1..5) {
    if (i == 3) {
        continue
    }
    println(i)
}

このコードでは、iが3のときだけ処理がスキップされるため、3以外の数字が表示されます。breakとcontinueは似ているようで役割が違うため、それぞれの動きをしっかり区別して覚えておくことが大切です。

7. nullと真偽値に関するキーワード

7. nullと真偽値に関するキーワード
7. nullと真偽値に関するキーワード

Kotlinでは、「値が存在しない状態」や「正しいかどうか」を表すためのキーワードも用意されています。これらは条件分岐やデータのチェックで頻繁に使われるため、基本として押さえておきたいポイントです。

nullは、「値が何も入っていない状態」を表します。たとえば、まだ入力されていないデータや、存在しない情報を扱うときに使われます。


var name: String? = null

if (name == null) {
    println("名前が設定されていません")
}

この例では、nameに何も入っていないため、条件がtrueとなりメッセージが表示されます。Kotlinではnullを安全に扱うための仕組みも充実しているため、今後の学習でも重要なテーマになります。

また、trueとfalseは、「条件が正しいかどうか」を表す真偽値です。ifやwhenと組み合わせて使われることが多く、プログラムの判断を行うための基本となります。


val isAdult = true

if (isAdult) {
    println("成人です")
} else {
    println("未成年です")
}

このように、nullやtrue、falseといったキーワードを理解することで、Kotlinの条件分岐やデータの扱い方がより深く分かるようになります。基本的なキーワードを一つずつ確実に身につけていきましょう。

まとめ

まとめ
まとめ

Kotlinのプログラミング初心者にとって、キーワード(予約語)はとても大切な基本知識です。Kotlinには、あらかじめ決められた特別な意味を持つ単語があり、それらを正しく使うことで、プログラムが思った通りに動くようになります。たとえば、funは関数を定義するためのキーワードであり、valやvarはデータを格納する変数の定義に使います。こうしたKotlinのキーワードは、コードの中でそれぞれの役割を果たし、プログラムの動きを制御しています。

ifやelseといった条件分岐に関するキーワードを使えば、プログラムに判断させることができますし、whenは複数の条件をわかりやすく整理して処理するのに便利です。forやwhileを使えば、同じ処理を繰り返すループ処理も可能になります。こうした構文は、日常の選択や繰り返しの行動と似ているため、慣れてくると自然と頭に入ってくるでしょう。

また、Kotlinでは変数や関数の名前にキーワードを使うことはできません。なぜなら、キーワードはプログラム全体の骨組みとなる言葉だからです。もしキーワードを間違った場所で使おうとすると、エラーが発生します。このようなエラーを避けるためにも、まずは代表的なキーワードをしっかり覚えることが大切です。

実際のプログラムでは、複数のキーワードを組み合わせて処理を行います。以下に、今回学んだ代表的なキーワードを組み合わせた簡単なサンプルプログラムを紹介します。


fun main() {
    val name = "Kotlin学習者"
    val level = 1

    println("こんにちは、${name}さん!")

    if (level == 1) {
        println("まずは基本のキーワードを覚えましょう。")
    } else {
        println("次のステップに進みましょう。")
    }

    when (level) {
        1 -> println("初級レベルです")
        2 -> println("中級レベルです")
        3 -> println("上級レベルです")
        else -> println("未知のレベルです")
    }
}

このように、Kotlinのキーワードを理解して使うことで、自分の意図した通りにプログラムを動かすことができるようになります。最初は難しそうに見えても、一つずつ学んでいけば大丈夫です。今回の記事で取り上げたキーワードは、Kotlinの基礎となる非常に重要な要素ですので、ぜひ何度も繰り返して学習してください。

そして何よりも、キーワードはKotlinプログラミングの「道しるべ」です。変数を作るとき、関数を書くとき、条件を判断するとき、すべてにおいてキーワードが関わってきます。プログラミングに慣れてくると、これらのキーワードが自然に頭に浮かぶようになり、スムーズにコードを書くことができるようになります。

Kotlinは、Androidアプリの開発やバックエンド開発にも使われる人気のあるプログラミング言語です。だからこそ、基本文法やキーワードをしっかり押さえておくことが、将来的なスキルアップにもつながります。初心者のうちに丁寧に学んでおくことで、あとで応用力がつきやすくなります。

これからKotlinでいろいろなプログラムを書いていく中で、この記事で紹介したキーワードたちは、きっと何度も登場することになるでしょう。そのたびに「このキーワードはこういう意味だったな」と思い出せるように、今回のまとめを活用してください。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「Kotlinのキーワードって、思ったよりたくさんあるんですね。でも、意味を知ると覚えやすくなりました!」

先生

「そのとおりです。キーワードはプログラムを書くうえで必要不可欠なので、しっかり理解しておくことが大切ですね。」

生徒

「funやval、ifとか、実際の例を見てやっとわかってきた気がします。」

先生

「よかったです!これからも実際にコードを書きながら、少しずつ覚えていきましょう。習うより慣れろ、ですね。」

生徒

「はい!たくさん練習して、Kotlinでいろんなプログラムを書けるようになりたいです!」

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この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

Kotlinのキーワードとは何ですか?初心者にもわかりやすく教えてください。

Kotlinのキーワードとは、あらかじめ言語の中で特別な意味を持つ単語のことです。たとえば「fun」は関数を定義するために使う予約語で、変数名などには使用できません。

Kotlinのfunキーワードはどういう意味ですか?

Kotlinのfunキーワードは関数を定義するために使います。関数とは、一連の処理をまとめたもので、プログラムを効率よく記述するために使われます。

Kotlinでvalとvarの違いは何ですか?

valは一度値を代入したら変更できない定数、varはあとから値を変更できる変数です。どちらも変数を定義するためのキーワードです。

Kotlinでifとelseの使い方を教えてください。

ifは「もし〜なら」、elseは「それ以外の場合」として使い、条件に応じた処理を分けるために使います。Kotlinの条件分岐で頻繁に使う基本の構文です。
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