カテゴリ: Kotlin 更新日: 2025/12/22

Kotlinで例外が発生するかをテストする方法|JUnitのassertThrowsを使ってみよう!

Kotlinの例外が発生するかをテストする方法(assertThrows)
Kotlinの例外が発生するかをテストする方法(assertThrows)

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Kotlinで、エラーがちゃんと出るかを確認するテストってできますか?」

先生

「もちろんできますよ。JUnitのassertThrowsという機能を使うと、例外が発生するかどうかを簡単にチェックできます。」

生徒

「それってどうやって書くんですか?難しそう…」

先生

「安心してください。実際にKotlinのコードを使って、わかりやすく説明しますね!」

1. 例外とは?Kotlinでの「エラー」の正体

1. 例外とは?Kotlinでの「エラー」の正体
1. 例外とは?Kotlinでの「エラー」の正体

まず「例外(れいがい)」とは、プログラムの中で何か問題が起きたときに発生するエラーのことです。

たとえば、0で割り算をしようとしたり、存在しないファイルを開こうとしたときにエラーになります。Kotlinでは、このような「異常な状況」を例外と呼びます。

そしてこの例外が正しく発生するかをテストで確認するには、JUnitのassertThrowsを使うのが定番の方法です。

2. assertThrowsとは?意味と役割をわかりやすく解説

2. assertThrowsとは?意味と役割をわかりやすく解説
2. assertThrowsとは?意味と役割をわかりやすく解説

assertThrows(アサートスローズ)は、JUnit5というテストライブラリに含まれている機能で、「この処理を実行すると例外が発生するはずだよね?」と確認するためのテストコードです。

つまり、間違った入力や条件でプログラムがちゃんと「怒ってくれるか(例外を投げるか)」をチェックすることができます。

3. KotlinでのassertThrowsの使い方を見てみよう

3. KotlinでのassertThrowsの使い方を見てみよう
3. KotlinでのassertThrowsの使い方を見てみよう

では、実際にKotlinでassertThrowsを使ったサンプルコードを見てみましょう。ここでは、0で割るとエラーになる関数をテストしてみます。


import org.junit.jupiter.api.Test
import org.junit.jupiter.api.assertThrows

class CalculatorTest {

    fun divide(a: Int, b: Int): Int {
        return a / b
    }

    @Test
    fun `0で割ったときに例外が発生することを確認`() {
        assertThrows<ArithmeticException> {
            divide(10, 0)
        }
    }
}

このコードでは、divide関数を使って10を0で割ろうとしています。0で割るとArithmeticExceptionという例外が出るので、それをassertThrowsで確認しています。

4. 実行結果を見てみよう

4. 実行結果を見てみよう
4. 実行結果を見てみよう

このテストを実行すると、例外がちゃんと出るかどうかが確認されます。期待どおりに例外が発生すればテストは成功、発生しなければ失敗になります。


CalculatorTest > 0で割ったときに例外が発生することを確認() PASSED

5. テスト対象の関数が例外を出さないとき

5. テスト対象の関数が例外を出さないとき
5. テスト対象の関数が例外を出さないとき

もし、divide関数が例外を出さなかった場合、テストは失敗します。

たとえば、divide(10, 2)のように正しく割り算できるケースでは、assertThrowsは「例外が出てない!」と怒ってくれます。

6. 例外の種類をしっかり確認しよう

6. 例外の種類をしっかり確認しよう
6. 例外の種類をしっかり確認しよう

assertThrowsでは、発生する例外の「種類」も指定できます。たとえばIllegalArgumentExceptionNullPointerExceptionなどがあります。

次のように、別の例外をテストしてみましょう。


fun checkName(name: String) {
    if (name.isBlank()) {
        throw IllegalArgumentException("名前が空です")
    }
}

@Test
fun `空の名前でIllegalArgumentExceptionが発生する`() {
    assertThrows<IllegalArgumentException> {
        checkName("")
    }
}

7. 例外のメッセージを確認する方法

7. 例外のメッセージを確認する方法
7. 例外のメッセージを確認する方法

例外の中には、「エラーメッセージ」という詳細な情報が含まれていることがあります。assertThrowsでは、例外の内容を変数に入れて、メッセージをチェックすることも可能です。


@Test
fun `例外メッセージを確認する`() {
    val exception = assertThrows<IllegalArgumentException> {
        checkName("")
    }
    assert(exception.message!!.contains("名前が空"))
}

このようにすることで、「ちゃんと想定したエラーメッセージが出ているか」も確認できます。

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8. Kotlin初心者でもassertThrowsは使える理由

8. Kotlin初心者でもassertThrowsは使える理由
8. Kotlin初心者でもassertThrowsは使える理由

assertThrowsは、テストの中でもとても直感的で読みやすい構文です。エラーが出ることを前提にした処理を書くのは、実は安全なプログラム作りには欠かせません。

Kotlin初心者でも、今回のようなサンプルをベースにすれば、すぐに例外をテストするコードが書けるようになります。

何か問題が起きたときに、それが「想定内」なのか「バグ」なのかを見分けるために、このようなテストはとても重要です。

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