カテゴリ: Kotlin 更新日: 2025/12/28

KotlinのRoomでデータ追加・更新・削除を完全マスター!初心者にもわかるデータ操作の基本

KotlinのRoomでデータの追加・更新・削除を行う方法
KotlinのRoomでデータの追加・更新・削除を行う方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Kotlinでデータベースの中身を追加したり、変更したり、消したりするにはどうすればいいんですか?」

先生

「それにはRoomというライブラリを使って、データを操作する専用のインターフェースを作るんだよ。」

生徒

「インターフェースって何ですか?難しそうです…」

先生

「インターフェースは、“やることの説明書”みたいなものなんだ。Roomでは、この説明書通りにメソッドを書くと、自動でデータベースとやりとりしてくれるんだよ!」

1. Roomでデータ操作するにはDAOが必要

1. Roomでデータ操作するにはDAOが必要
1. Roomでデータ操作するにはDAOが必要

Kotlinでデータベース操作をするには、Roomライブラリを使います。その中でもデータの「追加」「更新」「削除」を行うには、DAO(Data Access Object)というインターフェースが必要です。

DAOは、データベースとやりとりするための「命令書」のようなものです。「データを追加したい」「この情報を更新したい」「削除してほしい」という内容を、Kotlinのコードで書きます。

2. データの追加:@Insertアノテーションを使う

2. データの追加:@Insertアノテーションを使う
2. データの追加:@Insertアノテーションを使う

まずはデータを追加(INSERT)する方法から。Roomでは、@Insertというアノテーションを使うだけで、データの登録ができます。


import androidx.room.Dao
import androidx.room.Insert

@Dao
interface UserDao {
    @Insert
    fun insertUser(user: User)
}

@Daoは「これはデータ操作用のインターフェースですよ」とRoomに教えるマークです。

@Insertは、データを追加するときに使うRoom専用の命令です。

3. データの更新:@Updateアノテーションを使う

3. データの更新:@Updateアノテーションを使う
3. データの更新:@Updateアノテーションを使う

次は、既に登録されているデータの情報を変更(UPDATE)する方法です。Roomでは@Updateを使います。


import androidx.room.Update

@Dao
interface UserDao {
    @Update
    fun updateUser(user: User)
}

updateUserに渡されたUseridが一致するレコードを見つけて、その内容を上書きしてくれます。

注意点として、idなどの主キー(Primary Key)が設定されていないと、更新は正しく動きません。

4. データの削除:@Deleteアノテーションを使う

4. データの削除:@Deleteアノテーションを使う
4. データの削除:@Deleteアノテーションを使う

最後に、データの削除(DELETE)です。これもRoomでは@Deleteというアノテーションを使って簡単に実装できます。


import androidx.room.Delete

@Dao
interface UserDao {
    @Delete
    fun deleteUser(user: User)
}

deleteUserに渡されたオブジェクトの主キーが一致するデータを削除します。データを削除したいときは、まずそのデータを取得してから渡します。

5. まとめて複数データの操作も可能

5. まとめて複数データの操作も可能
5. まとめて複数データの操作も可能

@Insert@Update@Deleteでは、1つだけでなく複数のデータも同時に扱うことができます。Kotlinのリスト(List)を引数に渡せばOKです。


@Insert
fun insertAll(users: List<User>)

@Update
fun updateAll(users: List<User>)

@Delete
fun deleteAll(users: List<User>)

これにより、たくさんのデータを一気に追加・更新・削除できてとても便利です。

6. 実際に使うときのイメージ

6. 実際に使うときのイメージ
6. 実際に使うときのイメージ

では、これまでのDAOを使って、実際にデータを追加してみるイメージを紹介します。

たとえば、Userというデータクラスを登録したいときは、次のように使います。


val newUser = User(id = 1, name = "太郎", email = "taro@example.com")
userDao.insertUser(newUser)

このコードを使うと、データベースに新しい「太郎さん」の情報が保存されます。

7. データ操作でエラーが出たときの確認ポイント

7. データ操作でエラーが出たときの確認ポイント
7. データ操作でエラーが出たときの確認ポイント

データ追加や更新がうまくいかないときは、以下のポイントを見直しましょう。

  • エンティティクラス(@Entity)が正しく作られているか?
  • 主キー(@PrimaryKey)が設定されているか?
  • データベース(RoomDatabase)が正しく初期化されているか?
  • 関数名のスペルミスがないか?

Roomは少しでも設定が間違っているとエラーになりますが、逆に正しく書けばとても強力です。

8. Roomのデータ操作は簡単で安全!

8. Roomのデータ操作は簡単で安全!
8. Roomのデータ操作は簡単で安全!

Roomの魅力は、SQLを書かなくてもデータ操作ができる点です。「追加」「更新」「削除」といった操作を、アノテーションと関数で表現できるので、初心者にもわかりやすく、安全性も高いです。

初めてKotlinでデータベースを扱う方も、このように丁寧に設計されたRoomを使えば、直感的にデータ操作ができるようになります。

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