カテゴリ: Kotlin 更新日: 2026/01/03

KotlinでSQLのJOINを使いこなそう!初心者でも理解できるデータのつなぎ方

KotlinでSQLのJOINを使ったデータ取得を実装する例
KotlinでSQLのJOINを使ったデータ取得を実装する例

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Kotlinで、複数のテーブルから一緒にデータを取り出すことってできますか?」

先生

「できますよ。そのときに使うのが、SQLのJOIN(ジョイン)という機能です。Kotlinと組み合わせて使うと便利ですよ。」

生徒

「JOINってよく聞くけど、どういう意味なんですか?」

先生

「JOINは、別々のテーブルの情報をくっつける技術です。たとえば『ユーザー』と『注文履歴』を一緒に表示する場面で使います。詳しく見ていきましょう!」

1. KotlinでSQLのJOINを使う理由

1. KotlinでSQLのJOINを使う理由
1. KotlinでSQLのJOINを使う理由

現実のアプリ開発では、1つのデータだけを見ることは少なく、複数の情報をまとめて表示する場面がたくさんあります。

たとえば「Aさんがどんな商品を注文したのか」を表示したいとき、「ユーザー情報」と「注文情報」の2つのテーブルが必要になります。

そんなときに役立つのが、JOINです。SQLのJOINをKotlinで使えば、効率よく関連するデータをまとめて取得できます。

2. SQLのJOINとは?

2. SQLのJOINとは?
2. SQLのJOINとは?

SQLのJOINとは、共通する「カギ(キー)」をもとにして、別々のテーブルのデータをくっつける方法です。

たとえば、次のような2つのテーブルがあるとします。

  • usersテーブル:ユーザー情報(id, name)
  • ordersテーブル:注文情報(id, user_id, item_name)

このとき、users.idorders.user_idが共通のカギになって、JOINができます。

3. SQLiteを使ったKotlinでのJOINの例

3. SQLiteを使ったKotlinでのJOINの例
3. SQLiteを使ったKotlinでのJOINの例

Kotlinでは、AndroidのアプリなどでSQLiteというデータベースをよく使います。ここではSQLiteを使ったJOINの書き方を紹介します。

■ JOINを使ったSQL文


val query = """
    SELECT users.name, orders.item_name
    FROM users
    INNER JOIN orders ON users.id = orders.user_id
""".trimIndent()

■ KotlinでJOIN結果を取得する方法


val db = readableDatabase
val cursor = db.rawQuery(query, null)

cursor.use {
    val nameIndex = cursor.getColumnIndex("name")
    val itemIndex = cursor.getColumnIndex("item_name")

    while (cursor.moveToNext()) {
        val userName = cursor.getString(nameIndex)
        val itemName = cursor.getString(itemIndex)
        println("ユーザー:$userName, 商品:$itemName")
    }
}

4. INNER JOINとは?

4. INNER JOINとは?
4. INNER JOINとは?

INNER JOIN(内部結合)は、両方のテーブルにデータがある場合のみ、結果を返します。

つまり、ユーザー情報があるけど注文がない人や、注文情報があるけどユーザーが不明なデータは、結果に出てきません。

5. LEFT JOINとの違いも覚えよう

5. LEFT JOINとの違いも覚えよう
5. LEFT JOINとの違いも覚えよう

LEFT JOIN(左外部結合)を使うと、左側(主となるテーブル)のすべてのデータが表示されます。

注文していないユーザーも一覧に出したい場合は、LEFT JOINを使いましょう。


val query = """
    SELECT users.name, orders.item_name
    FROM users
    LEFT JOIN orders ON users.id = orders.user_id
""".trimIndent()

6. KotlinでJOINを使うときの注意点

6. KotlinでJOINを使うときの注意点
6. KotlinでJOINを使うときの注意点
  • カラム名が同じときはusers.name AS user_nameのように別名(AS)をつけよう
  • テーブルの結合条件(ON句)を忘れると、想定外の結果になることがあります
  • パフォーマンスを意識し、必要なカラムだけ指定しよう(*は避ける)

7. Kotlin初心者におすすめのJOINの練習方法

7. Kotlin初心者におすすめのJOINの練習方法
7. Kotlin初心者におすすめのJOINの練習方法

初心者のうちは、まずは「1対多」の関係を理解することが大切です。たとえば:

  • 1人のユーザーが複数の商品を注文する
  • 1つのカテゴリーに複数の商品が属する

このような関係をJOINで表現する練習をすると、Kotlinとデータベースの理解がぐんと深まります。

8. KotlinでJOINを使うとできること

8. KotlinでJOINを使うとできること
8. KotlinでJOINを使うとできること

KotlinとJOINを組み合わせることで、次のような実用的な機能を作れます。

  • ユーザーと注文履歴を一覧表示
  • 商品とカテゴリを一緒に表示
  • ログインユーザーが投稿したコメントだけを取得

JOINをマスターすると、アプリの機能がグッと広がります。

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