KotlinのRoomでLiveDataを使ってデータをリアルタイムに取得しよう!初心者でもわかる入門講座
生徒
「Kotlinでアプリのデータがリアルタイムに更新される仕組みって、どうやって作るんですか?」
先生
「それには、Roomと一緒にLiveData(ライブデータ)という機能を使うと便利なんです。」
生徒
「LiveDataってなんですか?どうやって使えばいいんですか?」
先生
「では、KotlinとRoomでLiveDataを使う方法を、分かりやすく順番に見ていきましょう!」
1. LiveDataとは?リアルタイムでデータを監視する仕組み
LiveData(ライブデータ)は、Androidアプリの中で「データの変化を自動で画面に反映」してくれる仕組みです。
たとえば、買い物リストのアプリを作っていて、商品を追加した瞬間に画面にも自動で反映されると便利ですよね?それを実現するのがLiveDataです。
2. KotlinでRoomとLiveDataを組み合わせる理由
KotlinでRoomを使ってデータベースにアクセスする場合、普通のリストでデータを取り出すと、更新のたびに手動で再取得する必要があります。
ですが、LiveDataを使えば、データが更新された瞬間に自動で通知が来るので、画面に表示されている情報が常に最新の状態に保たれます。
3. Room + LiveData の基本的な使い方
実際のコードを使って、KotlinでRoomとLiveDataを組み合わせる基本的な流れを確認してみましょう。
① データクラス(Entity)を作成
まずは保存するデータの形を定義します。たとえば、「メモ」を保存する例です。
import androidx.room.Entity
import androidx.room.PrimaryKey
@Entity(tableName = "notes")
data class Note(
@PrimaryKey(autoGenerate = true) val id: Int = 0,
val title: String,
val content: String
)
② DAOにLiveDataを使った@Queryを記述
次に、データを取得するDAOインターフェースにLiveDataを使います。
import androidx.lifecycle.LiveData
import androidx.room.Dao
import androidx.room.Query
@Dao
interface NoteDao {
@Query("SELECT * FROM notes ORDER BY id DESC")
fun getAllNotes(): LiveData<List<Note>>
}
ポイント:List<Note>ではなく、LiveData<List<Note>>と書くことで、データが変わった時に通知が届くようになります。
4. LiveDataをActivityやFragmentで使う方法
LiveDataは、observeという関数を使って監視します。たとえば、画面に表示しているときだけ反応させることができます。
以下のように使います(ViewModelは今回は省略します)。
noteDao.getAllNotes().observe(this) { notes ->
// notesを使ってリスト表示などに更新する処理を書く
}
このように書いておけば、Roomのデータベースが変わったときに、画面の表示も自動的に更新されるのです。
5. LiveDataを使うメリットとは?
- データ更新がラク:Roomのデータが変わると、自動で通知してくれる
- 画面の状態とデータが常に一致:表示のズレがなくなる
- ライフサイクルに強い:画面が消えているときは自動で通知を止めてくれる
LiveDataは「今表示している画面だけ」に反応してくれるので、無駄な処理を防ぐこともできます。
6. LiveDataの注意点:戻り値の型は正しく!
LiveDataを使うときの一番の注意点は、「戻り値の型」です。
fun getAllNotes(): LiveData<List<Note>> のように書かないと、Roomは正しく処理してくれません。
また、LiveDataでデータを観察するには、LifecycleOwner(アクティビティやフラグメントなど)が必要です。
7. RoomでLiveDataを使えばアプリの信頼性アップ!
データベースが更新されても画面が古いまま……というミスは、初心者によくあります。
でも、RoomとLiveDataを使えば、そんなトラブルを自動で防いでくれます。
KotlinでAndroidアプリを作るなら、LiveDataを使ったデータ監視はぜひ覚えておきたいテクニックです。