カテゴリ: Kotlin 更新日: 2026/01/08

KotlinでJSONをパースする方法!初心者向けGson・Moshiの使い分けガイド

KotlinでJSONをパースする方法!Gson・Moshiの使い分け
KotlinでJSONをパースする方法!Gson・Moshiの使い分け

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Kotlinでインターネットから取得したデータを扱いたいんですけど、JSONってどうやって使うんですか?」

先生

「KotlinではJSON(ジェイソン)というデータ形式を扱うために、Gson(ジーソン)やMoshi(モシ)というライブラリを使ってパース(解析)するのが一般的です。」

生徒

「GsonとMoshiってどう違うんですか?どっちを使えばいいのか迷います…」

先生

「良い疑問ですね。今回はGsonとMoshiの基本的な使い方と、どう使い分ければいいかを初心者向けにわかりやすく解説していきます!」

1. JSONってなに?Kotlinで使う理由

1. JSONってなに?Kotlinで使う理由
1. JSONってなに?Kotlinで使う理由

JSON(JavaScript Object Notation)は、データのやりとりによく使われる軽量なフォーマットです。たとえば、天気情報アプリなどでインターネット経由で受け取るデータは、ほとんどがJSON形式です。

JSONは中身が「名前」と「値」のセットになっていて、文字でやりとりされます。KotlinでWeb APIと連携する際には、このJSONを読み込んで、Kotlinのクラス(データクラス)に変換して扱いやすくします。

2. JSONをパースするとは?

2. JSONをパースするとは?
2. JSONをパースするとは?

「パースする」とは、文字列になっているJSONをプログラムで読み取って、意味のあるデータに変換することです。たとえば、以下のようなJSON文字列があったとします。


{
    "name": "Taro",
    "age": 25
}

このようなデータを、KotlinのPersonクラスに変換することで、プログラムで扱いやすくなります。

3. Gsonの使い方(Google製ライブラリ)

3. Gsonの使い方(Google製ライブラリ)
3. Gsonの使い方(Google製ライブラリ)

Gson(ジーソン)はGoogleが提供しているJSONパーサーライブラリです。設定が少なくても使えるので初心者にもおすすめです。

まずは、build.gradle.kts(Gradleの設定ファイル)にGsonの依存関係を追加します。


dependencies {
    implementation("com.google.code.gson:gson:2.10.1")
}

次に、JSONデータを読み込むためのKotlinコードを見てみましょう。


import com.google.gson.Gson

data class Person(val name: String, val age: Int)

fun main() {
    val json = """{"name":"Taro","age":25}"""
    val gson = Gson()
    val person = gson.fromJson(json, Person::class.java)
    println(person)
}

Person(name=Taro, age=25)

このように、Gsonを使うとJSONを簡単にKotlinのデータクラスへ変換できます。

4. Moshiの使い方(Square製ライブラリ)

4. Moshiの使い方(Square製ライブラリ)
4. Moshiの使い方(Square製ライブラリ)

Moshi(モシ)はSquare社が開発したJSONライブラリで、Kotlinとの相性が良く、最近ではGsonの代わりとして注目されています。

まず、GradleにMoshiの依存を追加します。


dependencies {
    implementation("com.squareup.moshi:moshi:1.15.0")
    implementation("com.squareup.moshi:moshi-kotlin:1.15.0")
}

Moshiでは、Kotlinの拡張機能を使うためにmoshi-kotlinも一緒に入れる必要があります。


import com.squareup.moshi.Moshi
import com.squareup.moshi.kotlin.reflect.KotlinJsonAdapterFactory

data class Person(val name: String, val age: Int)

fun main() {
    val json = """{"name":"Taro","age":25}"""
    val moshi = Moshi.Builder()
        .add(KotlinJsonAdapterFactory())
        .build()
    val adapter = moshi.adapter(Person::class.java)
    val person = adapter.fromJson(json)
    println(person)
}

Person(name=Taro, age=25)

Moshiは型安全で、Kotlinのnull対応も強力にサポートしています。

5. GsonとMoshiの違いと使い分け

5. GsonとMoshiの違いと使い分け
5. GsonとMoshiの違いと使い分け

では、GsonMoshiはどう違って、どちらを選べばよいのでしょうか?

特徴 Gson Moshi
開発元 Google Square
Kotlin対応 やや弱め 強い
速度 やや遅め 高速
拡張性 高い 高い
初心者向け

もしこれから初めてJSONパースを試すなら、Gsonの方が導入しやすくおすすめです。ですが、Kotlinとの親和性を重視する場合や大規模開発ではMoshiの方が適しています。

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6. JSONの構造が複雑なときは?

6. JSONの構造が複雑なときは?
6. JSONの構造が複雑なときは?

実際の開発では、もっとネストが深かったり、リストを含んだJSONもよくあります。そういった複雑なJSONでも、GsonもMoshiもデータクラスをうまく設計すれば対応可能です。

たとえば、以下のようなJSONなら


{
    "person": {
        "name": "Taro",
        "age": 25
    }
}

この場合、PersonWrapperというクラスを作って、さらに中にPersonを入れるようにすればOKです。


data class PersonWrapper(val person: Person)

このように、JSONの構造に合わせてデータクラスをネストすれば、複雑なデータでも安全に扱えるようになります。

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