カテゴリ: Kotlin 更新日: 2026/01/21

KotlinのViewModelとLiveDataを使ったアーキテクチャ例|初心者向けにやさしく解説

KotlinのViewModelとLiveDataを使ったアーキテクチャ例
KotlinのViewModelとLiveDataを使ったアーキテクチャ例

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Kotlinでアプリの画面が回転してもデータが消えないようにする方法ってありますか?」

先生

「その場合は、ViewModelLiveDataを使うのが一般的です。これらを使うと、画面のライフサイクルに強くなり、データの保持や更新が簡単になりますよ。」

生徒

「それってどうやって使うんですか?難しそうに聞こえます…」

先生

「大丈夫、初心者でも分かるようにゆっくり丁寧に解説しますね。まずはViewModelとLiveDataの役割から見ていきましょう。」

1. ViewModelとは?

1. ViewModelとは?
1. ViewModelとは?

ViewModel(ビューモデル)とは、画面(ActivityやFragment)が回転などで破棄されても、データを保持してくれる役割を持った部品です。

普通の変数や関数は画面が閉じられると消えてしまいますが、ViewModelを使うと、アプリ内でデータを長く扱えるようになります。

たとえば、メモアプリで入力中の文字を保存しておきたいときに便利です。

2. LiveDataとは?

2. LiveDataとは?
2. LiveDataとは?

LiveData(ライブデータ)は、データが変更されたことを自動的に画面に通知してくれる仕組みです。たとえば、カウンターの数字が変わったら、自動的に表示も更新されます。

「監視(かんし)」してくれるイメージで、見張っていてデータが変わったら教えてくれるので、画面側では手動で更新する必要がありません。

3. ViewModelとLiveDataを使ったアーキテクチャの全体像

3. ViewModelとLiveDataを使ったアーキテクチャの全体像
3. ViewModelとLiveDataを使ったアーキテクチャの全体像

以下のような流れで使います:

  • ViewModel:アプリのデータや状態を保持
  • LiveData:データの変化を監視して画面に通知
  • UI(画面):LiveDataの変化に応じて自動的に表示を更新

これにより、コードが整理されて、読みやすく保守しやすくなります。

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4. サンプル:カウントアップするアプリ

4. サンプル:カウントアップするアプリ
4. サンプル:カウントアップするアプリ

画面にボタンを置いて、押すたびに数字を1つずつ増やす例です。データはViewModelで管理し、画面にはLiveDataを通して表示します。


class CounterViewModel : ViewModel() {
    private val _count = MutableLiveData(0)
    val count: LiveData<Int> = _count

    fun increment() {
        _count.value = (_count.value ?: 0) + 1
    }
}

class MainActivity : AppCompatActivity() {
    private lateinit var viewModel: CounterViewModel

    override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
        super.onCreate(savedInstanceState)
        setContentView(R.layout.activity_main)

        viewModel = ViewModelProvider(this)[CounterViewModel::class.java]

        val textView = findViewById<TextView>(R.id.textView)
        val button = findViewById<Button>(R.id.button)

        viewModel.count.observe(this) { value ->
            textView.text = value.toString()
        }

        button.setOnClickListener {
            viewModel.increment()
        }
    }
}

5. ライフサイクルに強いとは?

5. ライフサイクルに強いとは?
5. ライフサイクルに強いとは?

スマホの画面を回転すると、内部的には一度画面が「壊されて」また作り直されています。そのとき、普通の変数だと内容が消えてしまいます。

しかし、ViewModelはこのタイミングでもデータを保持してくれるため、数字が「0」に戻ることなく、続きから表示されます。

6. ViewModelとLiveDataを使うメリット

6. ViewModelとLiveDataを使うメリット
6. ViewModelとLiveDataを使うメリット
  • 画面回転してもデータが保持される
  • データの変化が画面に自動で反映される
  • 画面のコードがスッキリする(設計がきれいになる)

アーキテクチャというのは、「アプリの設計方法」のことです。
ViewModelとLiveDataを使うことで、アプリの構成がしっかりし、後からの修正も簡単になります。

7. よくある疑問と補足

7. よくある疑問と補足
7. よくある疑問と補足

Q. ViewModelは複数の画面で共有できますか?
→ ActivityとFragmentの関係で共有できますが、基本はそれぞれに用意します。

Q. LiveDataを使わずにTextViewに直接データをセットするのはダメ?
→ 可能ですが、手動で更新し続ける必要があり、バグの原因になります。

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