カテゴリ: Swift 更新日: 2026/02/21

Swiftの関数型と型推論を活用した設計を解説!初心者でもわかるSwiftの柔軟な関数の使い方

Swift 関数型と型推論を活用した設計
Swift 関数型と型推論を活用した設計

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Swiftで関数を変数みたいに扱えるって聞いたんですけど、どういうことですか?」

先生

「それは関数型と呼ばれるSwiftの機能ですね。関数そのものを変数に代入したり、引数として渡したりできるんですよ。」

生徒

「なんだか難しそう…。型推論ってのも関係あるんですか?」

先生

「はい、Swiftの型推論があるからこそ、関数型もスッキリ使えるんです。それでは一緒に学んでいきましょう!」

1. Swiftの関数型とは?

1. Swiftの関数型とは?
1. Swiftの関数型とは?

関数型(Function Type)とは、「関数の形を持つ型」のことです。例えば、(Int, Int) -> Intは、「2つのIntを受け取って、Intを返す関数」を表す型です。

Swiftでは、関数を変数として扱ったり、引数として渡したり、戻り値として返したりすることができます。


func add(_ a: Int, _ b: Int) -> Int {
    return a + b
}

let functionVariable: (Int, Int) -> Int = add
print(functionVariable(3, 4))

7

ここではadd関数をfunctionVariableという変数に代入しています。このように、関数をそのまま変数として扱えるのが関数型の特徴です。

2. Swiftの型推論とは?

2. Swiftの型推論とは?
2. Swiftの型推論とは?

型推論(Type Inference)とは、Swiftが自動で変数や定数の型を判断してくれる仕組みです。型を省略しても、文脈から「これはこの型だな」と判断してくれます。


let number = 10       // Int型と推論
let name = "Swift"    // String型と推論

このように、わざわざ: Int: Stringと書かなくても、Swiftが自動的に型を決めてくれるんです。

3. 関数型と型推論の組み合わせ

3. 関数型と型推論の組み合わせ
3. 関数型と型推論の組み合わせ

関数型と型推論を組み合わせることで、よりシンプルで柔軟なコードが書けます。たとえば、関数を引数に取る処理を書くとき、型を省略してもSwiftが正しく解釈してくれます。


func calculate(_ a: Int, _ b: Int, using operation: (Int, Int) -> Int) -> Int {
    return operation(a, b)
}

let result = calculate(5, 3, using: { $0 * $1 })
print(result)

15

このコードでは、operation引数に「掛け算する無名関数(クロージャ)」を渡しています。型は省略されていますが、Swiftが文脈から判断してくれます。

4. 無名関数(クロージャ)と関数型

4. 無名関数(クロージャ)と関数型
4. 無名関数(クロージャ)と関数型

関数型を使うとき、無名関数(名前のない関数)を使う場面が多くあります。Swiftではこれを「クロージャ」と呼びます。


let divide: (Int, Int) -> Int = { (a, b) in
    return a / b
}

print(divide(10, 2))

5

このように、{ (a, b) in ... }という形で関数を作って、それを変数に代入できます。

Swiftでは、型推論のおかげで、クロージャの型も省略可能です。

5. 関数を引数として使うメリット

5. 関数を引数として使うメリット
5. 関数を引数として使うメリット

関数を引数にできると、処理の内容を「後から変更できる」ようになります。これにより、再利用性の高いコードや、柔軟な設計が可能になります。


func greetUser(name: String, formatter: (String) -> String) {
    let message = formatter(name)
    print(message)
}

greetUser(name: "花子", formatter: { name in
    return "こんにちは、\(name)さん!"
})

こんにちは、花子さん!

このように、formatterに渡す関数を変更することで、あいさつ文の出力をカスタマイズできます。

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6. 型エイリアスでコードをもっと読みやすく

6. 型エイリアスでコードをもっと読みやすく
6. 型エイリアスでコードをもっと読みやすく

関数型の定義が長くなって読みにくいときは、typealias(型エイリアス)を使って短くまとめることができます。


typealias Operation = (Int, Int) -> Int

func execute(_ a: Int, _ b: Int, op: Operation) -> Int {
    return op(a, b)
}

let sum: Operation = { $0 + $1 }
print(execute(2, 3, op: sum))

5

Operationという名前をつけたことで、読みやすさがグッと上がりました。

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