カテゴリ: Go言語 更新日: 2026/02/03

Go言語の複雑なクエリ(JOIN)を構造体でマッピングする方法をやさしく解説

Go言語の複雑なクエリ(JOINなど)を構造体でマッピングする方法
Go言語の複雑なクエリ(JOINなど)を構造体でマッピングする方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Go言語でデータベースを使っているんですが、JOINを使ったらデータの受け取り方が分からなくなりました」

先生

「JOINは少し難しく感じますよね。でも構造体を使えば、整理して受け取れます」

生徒

「複数のテーブルのデータを、ちゃんと構造体に入れられるんですか?」

先生

「はい。順番と意味を理解すれば、とても分かりやすくなりますよ」

1. JOINとは何か

1. JOINとは何か
1. JOINとは何か

JOINとは、複数のテーブルをつなぎ合わせてデータを取得する方法です。

テーブルとは、表のように情報を整理して保存する箱のことです。

例えば「ユーザー情報」と「注文情報」が別々の表にある場合、それらを関連付けて一覧で見たいときにJOINを使います。

2. JOINを使うと何が難しくなるのか

2. JOINを使うと何が難しくなるのか
2. JOINを使うと何が難しくなるのか

JOINを使うと、取得する列の数が増えます。

その結果、Go言語でデータを受け取るときに、どの値が何なのか分からなくなりがちです。

これは、複数の箱の中身が一度に届いて、仕分けが追いつかない状態に似ています。

3. 構造体でデータを整理する考え方

3. 構造体でデータを整理する考え方
3. 構造体でデータを整理する考え方

Go言語では、構造体を使うことでデータをひとまとめにできます。

構造体とは、関連するデータを一つのセットとして扱う仕組みです。

JOINで取得した結果も、構造体にきちんと対応させることで、読みやすく安全なコードになります。

4. JOIN結果を受け取る構造体の例

4. JOIN結果を受け取る構造体の例
4. JOIN結果を受け取る構造体の例

ユーザーと注文を結合した結果を受け取る構造体の例です。


type UserOrder struct {
    UserID    int
    UserName  string
    OrderID   int
    Price     int
}

このように、SQLで取得する順番と同じ順番でフィールドを並べることが重要です。

5. JOINを使ったSQL文の例

5. JOINを使ったSQL文の例
5. JOINを使ったSQL文の例

次は、JOINを使ったSQL文の例です。


rows, err := db.Query(`
    SELECT u.id, u.name, o.id, o.price
    FROM users u
    INNER JOIN orders o ON u.id = o.user_id
`)

INNER JOINは、両方のテーブルに一致するデータだけを取得します。

6. Scanで構造体にマッピングする

6. Scanで構造体にマッピングする
6. Scanで構造体にマッピングする

取得したデータは、Scanを使って構造体に入れます。


for rows.Next() {
    var result UserOrder
    rows.Scan(
        &result.UserID,
        &result.UserName,
        &result.OrderID,
        &result.Price,
    )
}

Scanでは、SQLのSELECT順と構造体の順番が一致している必要があります。

7. 順番を間違えるとどうなるか

7. 順番を間違えるとどうなるか
7. 順番を間違えるとどうなるか

順番がズレると、意味の違う値が入ってしまいます。

これは、住所を書く欄に名前を書いてしまうようなものです。

エラーが出ない場合もあるため、特に注意が必要です。

8. NULLを含むJOIN結果の注意点

8. NULLを含むJOIN結果の注意点
8. NULLを含むJOIN結果の注意点

LEFT JOINなどを使うと、値が存在しない場合があります。

その場合は、sql.NullStringやsql.NullInt64などを使って受け取ります。

これにより、データがあるかどうかを安全に判断できます。

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9. JOINと構造体マッピングの基本ルール

9. JOINと構造体マッピングの基本ルール
9. JOINと構造体マッピングの基本ルール

取得する列を明示的に書くことが大切です。

SELECT * を使わず、必要な列だけ指定しましょう。

構造体とSQLの対応関係を意識することで、複雑なクエリも怖くなくなります。

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