Go言語でのテスト用DB設定とテストデータ管理のコツ|初心者でも安心
生徒
「Go言語でデータベースのテストをするとき、毎回本番用のデータベースを使うのは危険ですよね?」
先生
「そうです。本番データを直接操作するのは非常に危険です。テスト用のデータベースを別に用意して使うのが基本です。」
生徒
「テスト用のデータベースってどうやって作るんですか?」
先生
「DockerやローカルにPostgreSQLやMySQLを立ち上げて、テスト用のデータベースを作ります。また、テストの前に毎回データを初期化するのがポイントです。」
生徒
「テストデータを準備するコツはありますか?」
先生
「テストデータは簡潔で、必要最低限の情報だけを用意することです。多すぎるとテストが複雑になり、管理も大変になります。」
1. テスト用DBの準備
Go言語でテスト用のデータベースを準備する場合、まず本番と分けて独立したDBを用意します。PostgreSQLならCREATE DATABASE testdb;で作成できます。テスト用DBを使うことで、本番データを汚さず安全にテストできます。
2. 環境変数で接続情報を管理
接続情報は環境変数で管理すると安全です。Goではos.Getenvで読み込めます。こうすることで、テスト環境ごとに異なる情報を簡単に切り替えられます。
import "os"
dbUser := os.Getenv("DB_USER")
dbPass := os.Getenv("DB_PASS")
dbHost := os.Getenv("DB_HOST")
dbName := os.Getenv("DB_NAME")
3. テストデータの準備
テストを行う前に、データベースに必要なデータを登録します。例えば、ユーザー情報や商品データなど、テストに必要な最小限のデータだけを準備します。
_, err := db.Exec("INSERT INTO users (name, email) VALUES ($1, $2)", "テスト太郎", "taro@example.com")
if err != nil {
panic(err)
}
これにより、テスト中に必要な情報が確実に揃います。
4. テスト終了後のデータ削除
テストが終わったらデータを削除して、次回のテストに影響を与えないようにします。Go言語ではdb.Execで削除できます。
_, err := db.Exec("DELETE FROM users")
if err != nil {
panic(err)
}
これをテストの前後に自動で実行すると、常にクリーンな状態でテストが可能です。
5. テスト用マイグレーションを使う
テスト用のデータベースでも、スキーマは本番と同じにしておくことが重要です。golang-migrateなどのマイグレーションツールを使って、テーブル作成や変更を自動で反映させると便利です。
m, err := migrate.New(
"file://migrations",
"postgres://user:pass@localhost/testdb?sslmode=disable")
if err != nil {
panic(err)
}
m.Up()
6. テストの自動化と管理
Go言語のtestingパッケージを使えば、テストの自動化が可能です。テスト用DBを初期化してデータを投入する処理をsetup関数にまとめると、複数のテストケースで再利用できます。
func setupTestDB() *sql.DB {
db, _ := sql.Open("postgres", "接続文字列")
db.Exec("DELETE FROM users")
db.Exec("INSERT INTO users (name, email) VALUES ('テスト太郎', 'taro@example.com')")
return db
}
7. 注意点とコツ
テスト用データは最小限にし、テストごとに初期化を行うことが基本です。また、本番用のDB情報は絶対にテストコードに直接書かないことが重要です。DockerやCI/CD環境を使って、自動化された安全なテスト環境を構築すると便利です。