カテゴリ: Go言語 更新日: 2026/02/10

Go言語のDBアクセス層の設計パターンとベストプラクティス|初心者向け解説

Go言語のDBアクセス層の設計パターンとベストプラクティス
Go言語のDBアクセス層の設計パターンとベストプラクティス

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Go言語でデータベースにアクセスするコードを書くとき、どのように整理すれば良いですか?」

先生

「データベースアクセス層(DBアクセス層)を作ると整理しやすくなります。DBアクセス層とは、アプリとデータベースをつなぐ仲介役のことです。」

生徒

「仲介役って具体的にはどういうことですか?」

先生

「例えば、データベースに直接SQLを埋め込むと、コードが散らかって管理が大変です。DBアクセス層を作ると、SQLをまとめて管理でき、可読性や保守性が向上します。」

1. DBアクセス層とは?

1. DBアクセス層とは?
1. DBアクセス層とは?

Go言語でDBアクセス層とは、データベースとのやり取りを専門に担当するコードの集まりです。これにより、アプリの他の部分と分離され、コードが整理されます。初心者向けには、DBアクセス層を作ることで、SQL文の変更やデータベースの切り替えも簡単になります。

2. DBアクセス層の基本構造

2. DBアクセス層の基本構造
2. DBアクセス層の基本構造

DBアクセス層では主に以下の要素を整理します:

  • 接続処理:データベースに接続するコード
  • クエリ処理:SELECTやINSERT、UPDATEなどのSQL文
  • 構造体:テーブルのデータを扱うための型

例えば、ユーザー情報を取得する場合、構造体でユーザーを表現し、関数でデータベースから情報を取得します。


type User struct {
    ID    int
    Name  string
    Email string
}

func GetUserByID(db *sql.DB, id int) (*User, error) {
    row := db.QueryRow("SELECT id, name, email FROM users WHERE id=$1", id)
    var u User
    err := row.Scan(&u.ID, &u.Name, &u.Email)
    if err != nil {
        return nil, err
    }
    return &u, nil
}

3. パターン化された設計のメリット

3. パターン化された設計のメリット
3. パターン化された設計のメリット

DBアクセス層をパターン化することで、コードの再利用性と保守性が向上します。代表的な設計パターンには以下があります:

  • リポジトリパターン:テーブルごとの操作をまとめる
  • サービス層との分離:ビジネスロジックとデータアクセスを分ける
  • エラーハンドリングの統一:共通処理で例外を処理

これにより、変更が必要になったときに一箇所を修正するだけで済みます。

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4. 実装のベストプラクティス

4. 実装のベストプラクティス
4. 実装のベストプラクティス

Go言語でDBアクセス層を実装する際のポイントは次の通りです:

  • SQL文は定数や変数にまとめる
  • 構造体でデータを明確に表現する
  • 関数を小さく分け、単一責任の原則を意識する
  • コメントを活用して処理の意図を明示する

const selectUserSQL = "SELECT id, name, email FROM users WHERE id=$1"

func (r *UserRepository) GetByID(id int) (*User, error) {
    row := r.db.QueryRow(selectUserSQL, id)
    var u User
    if err := row.Scan(&u.ID, &u.Name, &u.Email); err != nil {
        return nil, err
    }
    return &u, nil
}

5. テストの容易さと保守性

5. テストの容易さと保守性
5. テストの容易さと保守性

DBアクセス層を分離すると、テストがしやすくなります。モック(実際のデータベースを使わず、仮想のデータベースを使う手法)を利用することで、安全にテストが可能です。また、アクセス層が整理されていれば、データベース変更時の影響範囲も限定されます。


func TestGetUserByID(t *testing.T) {
    mockDB := NewMockDB()
    repo := &UserRepository{db: mockDB}

    user, err := repo.GetByID(1)
    if err != nil {
        t.Fatal(err)
    }

    if user.Name != "Alice" {
        t.Errorf("expected Alice, got %s", user.Name)
    }
}

6. 初心者向けのまとめポイント

6. 初心者向けのまとめポイント
6. 初心者向けのまとめポイント

Go言語でのDBアクセス層設計は、コードを整理して保守性を高めることが目的です。小さな関数に分ける、構造体でデータを扱う、コメントを活用するなどのポイントを守ると、初心者でも扱いやすいコードになります。

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