カテゴリ: Kotlin 更新日: 2025/12/15

Kotlinのテスト入門!JUnitの基本的な使い方を解説

Kotlinのテスト入門!JUnitの基本的な使い方を解説
Kotlinのテスト入門!JUnitの基本的な使い方を解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Kotlinでプログラムが正しく動いているかどうかを確認する方法ってありますか?」

先生

「はい、KotlinではJUnit(ジェイユニット)というテストライブラリを使って、コードの動作をチェックすることができますよ。」

生徒

「そのJUnitって難しいんですか? 初心者でも使えますか?」

先生

「大丈夫です!とても簡単なので、基本から一緒に学んでいきましょう。」

1. Kotlinのテストって何をするの?

1. Kotlinのテストって何をするの?
1. Kotlinのテストって何をするの?

Kotlin(コトリン)でのテストとは、プログラムが正しく動くかどうかを確認する作業のことです。人間が目で見てチェックするのではなく、コンピュータが自動で判定してくれます。これを「自動テスト」と呼びます。

たとえば、計算をするプログラムが「1 + 1 = 2」になるかを機械が自動で確かめてくれるイメージです。

2. JUnitってなに?

2. JUnitってなに?
2. JUnitってなに?

JUnit(ジェイユニット)は、KotlinやJavaでよく使われるテストの仕組みです。JUnitを使うと、「この関数が正しい結果を返すかどうか?」を簡単に確かめることができます。

JUnitという名前は、「Java Unit Test(ジャバ・ユニット・テスト)」の略です。「ユニット」とは、プログラムの小さな部品のことを指します。

3. KotlinでJUnitを使う準備

3. KotlinでJUnitを使う準備
3. KotlinでJUnitを使う準備

まず、JUnitを使うためには「テスト用の設定」が必要です。Kotlinでは、通常build.gradle.ktsというファイルでライブラリを追加します。以下のように記述すればJUnitの準備ができます。


dependencies {
    testImplementation(kotlin("test"))
    testImplementation("org.junit.jupiter:junit-jupiter:5.9.3")
}

この設定を入れることで、テスト用の機能がプロジェクトに追加されます。

4. JUnitの基本的な使い方

4. JUnitの基本的な使い方
4. JUnitの基本的な使い方

では、KotlinでJUnitを使って簡単なテストを書いてみましょう。今回は「足し算をする関数」が正しく動くかを確認します。


fun add(a: Int, b: Int): Int {
    return a + b
}

import org.junit.jupiter.api.Assertions.assertEquals
import org.junit.jupiter.api.Test

class SampleTest {

    @Test
    fun testAdd() {
        val result = add(2, 3)
        assertEquals(5, result)
    }
}

このテストでは、2 + 3 = 5になることを確認しています。assertEqualsは「2つの値が同じかどうかを比べる」ための関数です。

5. テストの実行方法は?

5. テストの実行方法は?
5. テストの実行方法は?

テストを書くと、次は「実行(じっこう)」するステップです。IDE(開発ツール)であるIntelliJ IDEAでは、テストファイルの横にある再生ボタンをクリックするだけでOKです。

テストが成功すれば「緑色」で表示され、失敗したら「赤色」で教えてくれます。

6. テストの結果の見方

6. テストの結果の見方
6. テストの結果の見方

テストに失敗した場合は、「どこが間違っているか」を丁寧に教えてくれます。


Expected :5
Actual   :4

上のように表示された場合、「正しくは5になるべきだけど、実際には4だった」という意味です。

7. よく使うJUnitの注釈(アノテーション)

7. よく使うJUnitの注釈(アノテーション)
7. よく使うJUnitの注釈(アノテーション)

JUnitでは、@Testのような「注釈(アノテーション)」がとても大事です。初心者の方は、まずこの3つを覚えれば大丈夫です。

  • @Test:この関数がテスト用であることを示します。
  • @BeforeEach:テストの前に毎回実行される処理。
  • @AfterEach:テストの後に毎回実行される処理。

8. 複数のテストを書く方法

8. 複数のテストを書く方法
8. 複数のテストを書く方法

1つの関数だけでなく、いくつもテストを書くことができます。例えば、引き算や掛け算の関数に対しても、それぞれ別々にテストを書くことが可能です。


@Test
fun testSubtract() {
    val result = subtract(5, 2)
    assertEquals(3, result)
}

@Test
fun testMultiply() {
    val result = multiply(2, 4)
    assertEquals(8, result)
}

9. Kotlin初心者がテストを書くメリット

9. Kotlin初心者がテストを書くメリット
9. Kotlin初心者がテストを書くメリット

まだプログラムを覚えたばかりの初心者でも、テストを書くことで「安心してコードを書ける」ようになります。

  • 間違いに早く気づける
  • 動作を確認しながら安心して作業できる
  • 将来的に修正しても、動作が壊れていないかすぐにチェックできる

テストを書くことは、初心者にとっても心強い味方になります。

10. KotlinとJUnitで最初に試してみる課題

10. KotlinとJUnitで最初に試してみる課題
10. KotlinとJUnitで最初に試してみる課題

練習として、次のような関数をテストしてみましょう。

  • 文字列を結合する関数
  • リストの要素を合計する関数
  • 偶数かどうかを判定する関数

少しずつテストに慣れていくことで、Kotlinのスキルもグッと伸びていきます。

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