カテゴリ: Kotlin 更新日: 2025/12/18

Kotlinのテストクラスとテストメソッドの命名規則を解説!初心者でも分かる単体テストの基本

Kotlinのテストクラスとテストメソッドの命名規則
Kotlinのテストクラスとテストメソッドの命名規則

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Kotlinでテストを書くとき、クラス名やメソッド名ってどうやって決めればいいんですか?」

先生

「とても大事なポイントですね。命名ルールを守ることで、テストコードが読みやすくなり、メンテナンスもしやすくなりますよ。」

生徒

「ルールって具体的にどういうものですか?」

先生

「それでは、Kotlinのテストクラスとテストメソッドの命名規則について、わかりやすく解説していきましょう!」

1. テストクラスの命名規則とは?

1. テストクラスの命名規則とは?
1. テストクラスの命名規則とは?

Kotlinで単体テストを書くときは、通常「クラス名+Test」という形式でテストクラスの名前をつけます。たとえば、UserServiceというクラスをテストするなら、テストクラスの名前はUserServiceTestにします。

これは「どのクラスをテストしているのか」が一目でわかるため、テストコードの整理がしやすくなるというメリットがあります。

命名の例:

  • CalculatorCalculatorTest
  • LoginManagerLoginManagerTest

2. テストメソッドの命名規則とは?

2. テストメソッドの命名規則とは?
2. テストメソッドの命名規則とは?

テストメソッドでは、「何をテストするか」がわかる名前をつけるのが大切です。よく使われるパターンは次のとおりです。

  • メソッド名_条件_期待結果(例:add_twoPositiveNumbers_returnsCorrectSum
  • should_期待結果_when_条件(例:shouldReturnCorrectSumWhenTwoPositiveNumbersAreAdded

英語で書くのは、国際的な開発現場で共通理解しやすくするためです。

ただし、日本語で理解したい場合は、コメントに日本語で説明を添えても構いません。

3. 実際のテストクラスとメソッドの例を見てみよう

3. 実際のテストクラスとメソッドの例を見てみよう
3. 実際のテストクラスとメソッドの例を見てみよう

ここでは、Calculatorというクラスのaddメソッドをテストする例を紹介します。


class Calculator {
    fun add(a: Int, b: Int): Int {
        return a + b
    }
}

このクラスに対するテストコードは次のようになります:


import org.junit.jupiter.api.Assertions.assertEquals
import org.junit.jupiter.api.Test

class CalculatorTest {

    @Test
    fun add_twoPositiveNumbers_returnsCorrectSum() {
        val calculator = Calculator()
        val result = calculator.add(2, 3)
        assertEquals(5, result)
    }

    @Test
    fun add_negativeAndPositiveNumber_returnsCorrectSum() {
        val calculator = Calculator()
        val result = calculator.add(-2, 5)
        assertEquals(3, result)
    }
}

4. 命名ルールが大切な理由とは?

4. 命名ルールが大切な理由とは?
4. 命名ルールが大切な理由とは?

初心者の方が見落としがちですが、テストクラスやテストメソッドの名前は、あとでコードを読む人にとっての「説明書」のような役割を果たします。

たとえば、テストの実行結果に「add_twoPositiveNumbers_returnsCorrectSumが失敗しました」と出れば、どのケースのテストがダメだったのかがすぐにわかります。

また、大規模な開発では、チームメンバー全員が共通ルールに従って命名することで、保守性(あとから直しやすいこと)がぐんと上がります。

5. テストコードの配置場所とファイル構成も覚えよう

5. テストコードの配置場所とファイル構成も覚えよう
5. テストコードの配置場所とファイル構成も覚えよう

命名以外にも、テストコードの保存場所にもルールがあります。

  • src/main/kotlin:本番用のプログラム
  • src/test/kotlin:テストコード

テストクラスは、本番コードと同じパッケージ構成で作るのが一般的です。たとえば、com.example.serviceのクラスをテストする場合は、テストクラスも同じcom.example.serviceパッケージ内に置きます。

6. 命名ルールのチェックポイント一覧

6. 命名ルールのチェックポイント一覧
6. 命名ルールのチェックポイント一覧

最後に、Kotlinでのテスト命名におけるチェックポイントをまとめます。

  • ✅ テストクラス名は〇〇Testとする
  • ✅ テストメソッド名は、テスト内容がすぐにわかるように書く
  • ✅ メソッド名にshould〇〇When〇〇形式を使うと読みやすい
  • ✅ テストクラスの配置場所をsrc/test/kotlinにする
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