Swiftのasync/awaitと関数の使い方をやさしく解説!初心者でも非同期処理が理解できる
生徒
「Swiftで非同期処理を使いたいんですが、asyncとawaitってどうやって関数と組み合わせればいいんですか?」
先生
「とても大事なポイントですね!Swiftでは、非同期処理をより読みやすく、書きやすくするためにasyncとawaitというキーワードが導入されました。」
生徒
「でも、今ひとつイメージがわかなくて…。普通の関数とどう違うんですか?」
先生
「それでは、まずは基本の使い方からゆっくり見ていきましょう!」
1. Swiftのasync/awaitとは?
async(アシンク)とawait(アウェイト)は、Swiftで「時間のかかる処理」を安全かつ分かりやすく書くために用意された仕組みです。たとえば、インターネット通信やファイル読み込みのように、すぐ終わらない処理を行うときに使われます。
非同期処理とは、「処理が終わるのを待っている間も、アプリ全体を止めない」考え方です。もし非同期処理を使わずに時間のかかる作業を行うと、画面が固まったように見えてしまうことがあります。
これまでのSwiftではcompletionHandlerを使って非同期処理を書いていましたが、処理が増えるほどコードが複雑になりがちでした。asyncとawaitを使えば、上から下へ読むだけで処理の流れが理解でき、初心者でも「何をしているコードなのか」が直感的に分かります。
まずは「少し待ってから文字を返す」だけの、とてもシンプルな例を見てみましょう。
func sayHello() async -> String {
return "こんにちは!"
}
この例では、sayHelloという非同期関数を定義しています。今はまだ時間のかかる処理はしていませんが、「あとで待ち時間が発生するかもしれない関数」と考えると分かりやすいです。asyncが付いていることで、「この関数は非同期ですよ」とSwiftに伝えています。
2. async関数の基本的な書き方
async関数とは、「少し時間がかかる処理」を安全に扱うための特別な関数です。たとえば、インターネット通信やデータの読み込みなど、すぐに結果が返ってこない処理で使われます。関数名の前にasyncを付けるだけで、非同期処理に対応した関数を定義できます。
func fetchMessage() async -> String {
return "こんにちは、非同期の世界!"
}
この例では、fetchMessageという非同期関数を定義しています。見た目は普通の関数とほとんど同じですが、asyncが付いている点が重要です。戻り値の型はStringで、「処理が完了したあとに文字列を返す関数」という意味になります。
プログラミング未経験の方は、「あとで結果が返ってくる関数」とイメージすると分かりやすいです。すぐに結果が出なくても、アプリ全体が止まらずに動き続けられるのがasync関数の大きな特徴です。
3. awaitの使い方とは?
awaitは、時間がかかる処理(非同期処理)の結果を受け取るためのキーワードです。asyncが付いた関数を呼び出すときに使い、「この処理が終わるまで、次の行には進まない」という意味を持ちます。これにより、複雑になりがちな非同期処理でも、上から順番に読むだけで理解できるコードが書けるようになります。
まずは、初心者でもイメージしやすい簡単な例を見てみましょう。
func fetchMessage() async -> String {
return "こんにちは"
}
func showMessage() async {
let message = await fetchMessage()
print(message)
}
この例では、fetchMessage()が文字列を返す非同期関数です。awaitを付けることで、処理が完了して結果が返ってくるまで待ち、その値をmessageに代入しています。awaitがないと結果を正しく受け取れないため、非同期関数を使うときは必ずセットで覚えておきましょう。
4. 実行はTask内で行う
async関数は、そのままでは直接呼び出すことができません。非同期処理のための「コンテナ」のような役割をするTaskの中で呼び出す必要があります。
Task {
await showMessage()
}
これで非同期関数showMessage()が実行されます。Swiftのプログラムでは、このようにTaskを使って非同期処理のスタート地点を作ります。
5. 時間のかかる処理を再現してみよう
非同期処理の代表的な例は、サーバーからデータを取得することですが、ここでは簡単に、Task.sleepを使って2秒待つような処理を作ってみましょう。
func waitAndPrint() async {
print("処理を開始します")
try? await Task.sleep(nanoseconds: 2_000_000_000)
print("2秒待ちました")
}
これをTaskで呼び出せば、画面に「処理を開始します」と表示されたあと、2秒待ってから「2秒待ちました」と表示されます。
Task {
await waitAndPrint()
}
処理を開始します
(2秒待つ)
2秒待ちました
6. 非同期処理を使う場面とは?
非同期処理は、次のような場面でよく使われます:
- インターネットからデータを取得するとき(APIアクセスなど)
- 画像やファイルの読み込み処理
- 音声や動画の再生準備
- ゲームなどで時間のかかる演出処理
これらの処理は、完了するまでに時間がかかることがあります。もし全部を「同期的」にやってしまうと、アプリが固まってしまう原因になります。非同期処理を使えば、画面を止めずに裏で処理を進めることができます。
7. async/awaitと関数のポイン
この記事では、Swiftで非同期処理を扱うときに使うasyncとawaitの使い方を学びました。非同期関数の定義、呼び出し、Taskによる実行など、基本的な部分を丁寧に説明しました。
Swiftの非同期処理は、見た目がシンプルなだけでなく、エラー処理やデータ処理と組み合わせることで、さらにパワフルな書き方ができるようになります。
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