カテゴリ: Swift 更新日: 2025/12/26

Swift iOSアプリでデータ保存|UserDefaultsとファイル操作

Swift iOSアプリでデータ保存|UserDefaultsとファイル操作
Swift iOSアプリでデータ保存|UserDefaultsとファイル操作

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「iPhoneアプリで入力したデータって、アプリを閉じても残しておくことはできますか?」

先生

「はい、できますよ。Swiftでは『UserDefaults(ユーザーデフォルト)』や『ファイル操作』を使ってデータを保存できます。例えば、メモアプリの内容やログイン情報などを残すことが可能です。」

生徒

「UserDefaultsとファイル操作って、どう違うんですか?」

先生

「UserDefaultsは小さなデータを簡単に保存できる仕組みで、ファイル操作は大きなデータや複雑な情報を保存するのに使います。では、具体的に見ていきましょう。」

1. データ保存の基本

1. データ保存の基本
1. データ保存の基本

iOSアプリでは、ユーザーが入力した内容や設定を次回も使えるように保存する仕組みが必要です。これをデータ保存と呼びます。もし保存機能がなければ、アプリを閉じるたびにすべての情報が消えてしまいます。例えば、メモアプリで書いた文章が毎回消えてしまったらとても不便ですよね。

Swiftでの代表的なデータ保存方法は次の2つです。

  • UserDefaults:小さなデータの保存に便利
  • ファイル操作:テキストや画像など大きなデータを保存できる

2. UserDefaultsとは?

2. UserDefaultsとは?
2. UserDefaultsとは?

UserDefaultsは、アプリ内で簡単に値を保存・読み込みできる仕組みです。例えば「ユーザー名」「音量設定」「スイッチのオンオフ状態」など、ちょっとしたデータを保存するのに向いています。

使い方はとてもシンプルで、キーと値を組み合わせて保存します。キーは名前のようなもので、あとでデータを取り出すときに使います。


let defaults = UserDefaults.standard

// データを保存
defaults.set("Taro", forKey: "username")
defaults.set(25, forKey: "age")

// データを読み込み
let name = defaults.string(forKey: "username")
let age = defaults.integer(forKey: "age")

print(name ?? "")
print(age)

Taro
25

このように、UserDefaultsを使えば数行でデータを保存できます。初心者にとって最初に覚えるべきデータ保存の仕組みです。

3. UserDefaultsを使うときの注意点

3. UserDefaultsを使うときの注意点
3. UserDefaultsを使うときの注意点

UserDefaultsは便利ですが、保存できるのは基本的に「文字列」「数値」「配列」「辞書」などの小さなデータです。大きな画像や動画を保存するのには向いていません。また、セキュリティ面でも強力ではないため、パスワードなど機密情報の保存には使わない方が安心です。

4. ファイル操作の基本

4. ファイル操作の基本
4. ファイル操作の基本

ファイル操作は、アプリ内にファイルを作成し、その中にデータを書き込んだり読み込んだりする方法です。テキストデータやJSON形式のデータ、画像なども保存できます。

例えば、メモアプリではユーザーが入力した文章をファイルに保存することで、アプリを閉じても内容が残ります。


import Foundation

// 保存する文字列
let text = "これは保存されるテキストです。"

// 保存先のパスを取得
if let dir = FileManager.default.urls(for: .documentDirectory, in: .userDomainMask).first {
    let fileURL = dir.appendingPathComponent("sample.txt")

    // 書き込み
    try? text.write(to: fileURL, atomically: true, encoding: .utf8)

    // 読み込み
    if let savedText = try? String(contentsOf: fileURL, encoding: .utf8) {
        print(savedText)
    }
}

これは保存されるテキストです。

このようにファイル操作を使えば、テキストを保存して読み込むことができます。UserDefaultsよりも柔軟で、さまざまな用途に対応できます。

5. ファイル操作でできること

5. ファイル操作でできること
5. ファイル操作でできること

ファイル操作では次のようなことが可能です。

  • メモ帳アプリで文章を保存する
  • ゲームアプリでセーブデータを保存する
  • 画像や音声ファイルをアプリ内に残す

このように、ファイル操作は「大きなデータ」や「複数の種類のデータ」を扱うときに欠かせない仕組みです。

6. UserDefaultsとファイル操作の使い分け

6. UserDefaultsとファイル操作の使い分け
6. UserDefaultsとファイル操作の使い分け

初心者が迷いやすいのが「どちらを使えばいいか」という点です。次の基準を参考にすると分かりやすいです。

  • 小さなデータ(名前、設定値、チェック状態など):UserDefaults
  • 大きなデータ(文章、画像、セーブデータなど):ファイル操作

つまり、シンプルな設定値ならUserDefaultsで十分ですが、本格的なアプリになるとファイル操作が必要になります。

7. 実際のアプリでの利用例

7. 実際のアプリでの利用例
7. 実際のアプリでの利用例

例えば「買い物リストアプリ」を作るとします。チェックボックスのオンオフやテーマカラーなどはUserDefaultsに保存し、リストの内容はテキストファイルとして保存する、といった組み合わせが一般的です。

このように、両方の仕組みを理解しておくことで、初心者でも実用的なアプリを作ることができます。

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